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印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
前から行きたかったのですが中々予定が立たず、本日ようやく観て来ました。
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平日にもかかわらず、受付は長蛇の列、会場も混雑していて、順路通りではなく、少しでも人だかりのない絵を人がまとまって来る前にランダムに全て観て回りました。
モネの「睡蓮」を始めとする、アメリカのウスター美術館が収集した多くの印象派絵画のコレクションを観ることが出来ます。
高齢のご婦人が絵の前に立ち止まりながら、毎回「あらまあ、すごい、写真かと思った」と感嘆の声をあげていましたが、どう感じるかは人それぞれでも私は全くそうは思いません。
どの絵も写真とは全然異なる表現です。
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印象派は、19世紀後半のフランスで誕生した芸術運動で、細部を丁寧に描写するよりも、色彩や光の印象を感じたままに表現することで、観るものに直接的な「印象」を伝える試みです。
私の場合は、写実的過ぎると、目の前にその風景がある様に感じることが出来ず、何らかの「壁」「距離」を感じますが、印象派の絵を観ると、目の前にその光景が広がっている様な感動を覚えます。
モネの睡蓮は数多く観ましたが、ウスター美術館所蔵の作品は特に気に入った作品で、絵の前から立ち去り難く、かなり長い時間そこに留まっていました。
モネやルノワールがフランスの風景を描いた様に、フランスで印象派の影響を受けたアメリカの画家が、自国に帰って、地元の風景を印象派の手法で描いた作品の数々にも感銘を受けて、各作品をじっくりと鑑賞しました。
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例年だとこの時期は桜が満開なのですが、
今年は暖冬の後の寒の戻りのせいか、
まだ桜は少し咲いている程度です。
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