バズィングをやってみよう

金管楽器を吹くためにはマウスピースが必要です
最初は楽器に付属したもの、先輩から引き継いだもの
といった身近なもので全然大丈夫
ただ、「リム」といった唇が直接あたる部分に傷の入っていない
きれいなもの
で使ってください

表題の

「バズィング」

とは唇だけ、またはマウスピースを楽器に取り付けずに単体で吹く動作のことを言います
このバズィングをするために唇の形を
「アンブシュア」
と言います

アンブシュアの唇を軽く合わせて口元を軽く横に引く
これだけです
ただ、歯並びや顎の形はあなただけのものなので
外から見た感じと実際の感じが違ってきます
なので、ここからはイメージをお話しします

口笛のできる方は口笛を吹くイメージで
この時の口笛は吸っても音が出る口の形
できない方はストローを使ってみてください
唇は外側の皮膚と唇の柔らかい部分で境目があります
ここ重要です
舌で境目を感じましょう
上唇と下唇のそれぞれの境目を軽く合わせる感じです
ストローを唇に挿します
そう、普段通りに
そのまま、口元を軽く横に引きます
この形が

アンブシュア

です

では、その状態でマウスピースをあてます
直径のところに唇が合わさったところが重なるように
そして、息を軽く吹き込みましょう
ブー
って響いたらOK
これが「バズィング」です

すぐに音が出る方、出ない方いらっしゃいます
出ない方は、直径から
上、または下にマウスピースを少しずらしてください

音が出せたら、そこがベストポジションになります

この場所は、あなただけのものなので、ご自身で見つけるしかありません
けっこう、ここで断念される方がいらっしゃいます

でも、まだ始まったばかり頑張って練習しましょう♪

音が出るようになったら、次に
ドレミ
って吹いてみましょう
そして、口笛のように音階や曲が吹けたら、すぐにでも楽器で音が出せます！！