ドラえもん【2】
前回は小学生の頃ドラえもんの漫画に出会って集めようと決心したところまで記しました。
ちなみに奥さんには好評でしたので、こうして気分良く続きを進めていきます。
タイトルにドラえもん【1】としておきながら【2】が無く、自主打ち切りにならなくて良かったのは奥さんのおかげです。(前回読んでDMくださった方々もいたので、改めてありがとうございました)
漫画を集めたり、毎週のアニメ、春には映画と生活の一部として当たり前のようにドラえもんがあったわけですが、その当たり前が無くなるような出来事が小学3年生の時に起こりました。
1996年9月23日 作者の藤子・F・不二雄先生がお亡くなりになられました。(本名:藤本 弘さん)
ニュースでも多く取り上げられており、見るたびにとても悲しかったのを覚えています。
それと同時に
『ドラえもん』の作者不在=続きを見れなくなってテレビも映画も終わる。
そう考えた方も少なくないと思われます。
小学生の私は、漫画というものは漫画家が一人で描き作っていくものだと思っていたのでアシスタントの方々や御弟子の方がいるとは知らず今後一生ドラえもんを見れないという絶望感に包まれていました。
先生が逝去したあともみなさんご存知の通り2021年の現在でもアニメは放映中ですし映画も2005年を除き毎年公開されております。
(コロナウイルス関連で2021年公開予定作品は5.26現在は公開日未定)
先程2005年は映画を公開していないと記しましたが こちらにも理由があり、ドラえもん好きはもちろんのこと国民にも衝撃が走った2004年に発表された全声優交代のニュース。
これは正直なところ本当に嫌でした。この様な言い方はとても失礼で不謹慎だと改めて思いますが
"誰も死んでもいないのに交代する意味がわからない"
これが当時の私の気持ちでした。
この頃は部活が忙しいという事もありましたが、一時期アニメ・ドラえもん離れのきっかけにもなりました。(それでも漫画は読んだり映画のビデオは見ていたのでやっぱり好きだったんですね)
新旧声優同士の引き継ぎや、お互いの絆のエピソードを聞いていると、皆さんがお元気だったあのタイミングでの交代がベストだったのかなと今となっては思いますね。
物心ついたときからドラえもんといえば大山のぶ代さんで育った私も現在の声優陣も慣れましたがやはり先代の声優の方が親しみがある方も多いかと思います。
今だにドラえもんのモノマネをする時はほとんどの人が大山のぶ代さんのドラえもんをするイメージがありますしね。
現在の声優陣では、かかずゆみさんが演じる大人しずかちゃんがおすすめです。
(子供しずかちゃんも担当されていますが大人しずかちゃんが理想的で良きです)
ただお察しの通り大人しずかちゃんの出番はほとんどないのですが…
そんなこんながありましたが、一度はもう見れないと思った作品も声優が変われど今なおずっと続いています。
ドラえもんのおかげでSNS等で知り合う人が増えたり、ドラえもん好きなのを知ってプレゼントや情報をくれる方がいたり、とてもありがたいことです。
改めてドラえもんが好きで良かったと思います。
「ドラえもんが好きって聞いたからプレゼント買おうと思ってんけど、もう持ってると思って買うのやめて別の物にしたわ〜」とよく言われます。
これはドラえもんに限らないのですが選ぶ側(渡す側)にアドバイスするとしたら、そこは特に気にしなくて大丈夫だと思います。
だって貰う側も好きな物は好きやねんからこう思ってるはずです。
「こんなん、なんぼあってもいいですからね」
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