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ソーシャルフットボール関東大会2024に参加した感想
新年明けて
新年明けてソーシャルフットボールとの向き合い方を考えたとき、丁度、ソーシャルフットボール日本代表の取り組みでDREAM ASIA CUPという大会が開催された。韓国、台湾、日本、上記3カ国合同チームの4チームのカップ戦で結果は日本の圧勝だった。
日本代表としてこういう国際試合に出たいという意欲が強まり、自身のレベルアップをする必要があると考え神奈川のマシナリーから東京の強豪BOSCONEXT(ボスコネクスト)に移籍することを決断した。
関東大会
マシナリーで選手として神奈川県予選に出場していたため、関東大会はスタッフとして参加した。
関東大会当日、どのようなチームがどんな強度や戦術で試合するのか楽しみだった。実際僕が見た感想は下記の通りです。
強度
強度は各都道府県リーグの下部リーグより少し劣る準競技レベルだと思った。それぞれの技術は高く上手い選手はたくさんいるが、球際の激しさは少ない印象でした。むしろこの球際で勝負しないというところがソーシャルフットボールらしくて良いと思った。
ボールの奪い合いで激しいプレーが続けば、怪我人が出たり、出ている選手が怖くなってしまう印象が強いがこの競技は女性も1名加えて6人で試合できるため、そういう側面からもラフプレーや激しいぶつかり合いが少なく、とてもフェアな競技だと思った。
実際怖がってプレーしている選手は少なく自信を持ってプレーしている選手が多くみんなそれぞれ結果出したい気持ちが出ていて雰囲気がとても良かった。
戦術
それぞれいろんな戦術が合って面白かった。
・パスを繋いでボールを保持しながら少しずつ相手のコートに潜入するチーム
・前からボールを奪いに行き速攻でゴールを狙いに行くチーム
・後ろでボールを持ちながら一本の縦パスからダイレクトでゴールを狙うチーム
・それぞれの個人技で1対1で仕掛けてドリブルからゴールを狙うチーム
・サイドからのクロスに合わせてゴールを狙うチーム
等それぞれ特色があって面白かった!
それぞれどんな練習をしているのか体験してみたいと思った。
ソーシャルフットボールならではの光景
ソーシャルフットボールは精神的な障害を抱えている中でフットサルを通して社会性や自立心を磨いていくそんな側面もある。だからいきなりコミュニケーションを取るのは簡単ではない。
そんな時は昼休みの休憩時間や試合終了した後の時間が肝である。みんなフットボールが好きで競技をやっている人たちなので、昼休みの時間はチームごちゃ混ぜの交流試合をやろうと提案すると乗ってくれる人が多い。話するのが苦手だけどゲームはやりたい。そんな感じなのだろう。そこで話したことない人とのフットボールを通じてのコミュニケーションが生まれ、プレーで性格がわかったり、一言、二言話したりする。
元々精神障害抱えている方は苦労している経験が多いからか優しい人が多い。みんなゲームをやった一体感からか自然と横の繋がりが増えていくのだと思う。とにかくゲームに出れない僕はこの時間が一番楽しかった。
BOSCONEXT(ボスコネクスト)について
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元々、このチームはマシナリー時代、エンジョイリーグというソーシャルフットボールのチームが集まった有志のリーグ戦で同じチームでやったことがきっかけで仲良くなったチームである。助っ人として群馬の高崎まで行って大会に出させてもらい試合経験も積ませてくれたチームでもあり移籍した時も暖かくして迎えてくれた。
このチームは一人一人のボールの扱いができるチームであり、誰が出ても戦力として戦えるチームである。ただ、唯一の欠点としてゴレイロの経験者がいないチームであった。それでも、都大会予選1位、民間のソーシャルフットボールの大会でも優勝する強豪である。
そして皆それぞれコミュニケーションがしっかり取れて、自分の意見も言える人が多い。はっきり自分のやりたいことを伝えてくれるそんなチームである。今回の大会でもチームのキャプテンや選手が何人か不在であり、ベストメンバーではなかったが、堅守の守備を武器に失点を4試合で2失点に抑えた。試合は全て引き分け(順位決定戦はPK負け)というどのチームに対しても良いゲームができるチームであった。また、選手の出場時間こそまばらではあるが、全員試合に出場してこの結果なのでとてもポテンシャルのあるチームだと思った。
課題は得点力で4試合で2点と少なかった。
次の関東大会までにできること
やはりゴレイロの経験者として自分が練習から選手のスキルアップをさせること。特にシュート練習やゲーム等ではゴレイロ経験者だと止めれられるシュートと止められないシュートというのを分かってもらうこと。また、ゴレイロとの守備の連携を高めること。
日本代表を目指してトレーニングを続け、BOSCONEXTのゴレイロはそう簡単には点を入れられないということを認知してもらうこと。
今回攻撃も課題であったので、サブポジションのピヴォもできるようにし、チームのオプションとして攻撃と守備、両方で貢献できるようにすること。
言ってることの難易度は高いが自分のレベルアップのために加入したのでそれぞれ目指してやっていきたいと思います!!!
最後に(チーム選手、スタッフの募集)
現在BOSCONEXTではフィールドプレーヤー、ゴレイロの選手、マネージャー等チームスタッフの募集をしています。今回の関東大会を見てチームに興味のある方、また、この記事を見て興味を持っていただけた方等、まずは体験でもいいので参加してみてください。チームメンバーが暖かく迎え入れてくれますし、優しく教えますよ。
メンバーの中には初心者から始めて今では貴重な戦力として活躍している選手もいますし、年齢も20代〜40代後半と幅が広いです。
私もチーム練習にはほぼ参加しているので是非お待ちしております。
お問い合わせはこちらまで
HP
https://bosconext.jimdofree.com
また、活動はインスタやXで記録しています
X
https://x.com/bosconext?s=21&t=ki5op2s0N7v5OQ2QAGPI1A
instagram
https://www.instagram.com/bosconext_futsal?igsh=bDFqbTI4NzkybnQ4
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。