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環境感染学会に行ってきました。
7/28(土)のみですが、第39回環境感染学会総会・学術集会に参加してきました。
場所は京都の国際会館。
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環境感染学会は看護師さんの学会、という印象だったのですが、参加職種調査によると薬剤師さんの参加が多いんですね。
残念ながら、臨床検査技師は割合としてあまり参加していない…?私の参加が土曜日だけだったこともあり、あまり技師さんはお見かけしなかったですね。
まぁ、そもそも感染管理が得意です!という技師さんにあまり会ったことがない。大人しい方が多い臨床検査技師には、やや不得意な分野なのかも知れません。
ちなみに、環境感染学会自体には所属していません。
所属していなくても学会には参加できるんですね。気になる学会があれば、是非参加してみましょう。
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環境感染学会はメーカーさんの出店ブースも多く、景品がもらえるスタンプラリーなどの催しもあり、非常に活気溢れる楽しい学会でした。
個人的に思ったのは、やはり感染管理・感染対策というテーマにおいてどこも同じような悩みを抱えているのだなぁということ。感染管理というのは、施設において好まれるポジションではないこともしばしばです。
臨床検査技師にはICMTという感染管理に特化した資格がありますが、そもそも取得までのハードルがかなり高いのです。筆頭論文1本(自分が代表で書いたもの、ということ)って言われると、えー面倒くさそう…とか思ってしまいますよね。
さらに、資格を取らなくても活動に参加できるため、資格を取得するメリットがあまりありません。受験するためにお金も必要です。メリットないのに何故お金を払って資格を取らないといけないのか、と思う人も多いでしょう。
また、ICT(感染対策チーム)における技師の立ち位置があまりはっきりしていない、というのも技師が感染管理・感染対策を苦手とする要因の一つかと思います。施設の規模などによっても変わってくるとは思うのですが、積極的な活動をしている施設からの提案や活動発表がもっとあればいいのに、と思いました。
お手本にできるような活動報告がもっとあれば、チャレンジしてみようと思う技師も増えるんではないかなぁ。
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そんな感じの1日でした。
学会って、勉強できるし美味しいもの食べられるし会いたい先生なんかにも会えちゃったりするので、楽しいもんなんですよ。ちょっといいホテル泊まったり。いろいろ意見はあるでしょうが、是非参加してみて欲しいです。
臨床検査技師の積極的な参加が今後増えるといいな、と思った環境感染学会でした。