映画に愛された男の映画を映画に愛された男に愛された俳優たちが証言。『パルプ・フィクション』でサミュエル・L・ジャクソンが「うまい!」とほおばっていたビッグ・カフナ・バーガーはタランティーノ監督が考案した架空のバーガーとのこと。『イングロリアス・バスターズ』でクリストフ・ヴァルツに絞殺されたダイアン・クルーガーだが実はとどめを刺したのはタランティーノ監督だったとか。『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントウーマンも務めたゾーイ・ベルは『デス・プルーフ in グラインドハウス』での決死のスタントを「君の顔が映っていない」とタランティーノ監督からダメ出しされる。『ジャンゴ 繋がれざる者』のジェイミー・フォックスは「まだマッチョになるな!高級車もブランド品も捨てろ!君はスターではなく奴隷だ!」とタランティーノ監督からアドバイスを受ける。『パルプ・フィクション』のビンセント・ベガ役にはジョン・トラボルタではなく『レザボア・ドッグス』でミスター・ブロンドを演じたマイケル・マドセンがキャスティングされる予定だったとか。この件については『勝手にシネマ』の石川三千花先生もイラストにしていました。