ラジオログ20210404
こちらは毎週日曜日にお届けしいるラジオ内容を、ログのために書き残しています。記憶を頼りに書いているのと口頭と記述の違いもあり、さらに最近では加筆修正率を段々と上げてしまっている(笑)ため、ラジオと違ってきているところも否めませんが、伝えたかったことはだいたいこんな感じの内容なので、聞き逃した方に読んでもらえると嬉しいです。
おはようございます、まつこです。日曜日の朝いかがお目覚めですか?朝一番で誰とも喋っていなくて声があまり出ず、こんな濁声でお聞き苦しいかもしれませんが、今日もどうぞよろしくお願いします。
昨日も愛でビジネスの第二回『受け取り』を開催しました。『愛でビジネス』の講座は2時間❎3回の構成で「愛を与える」「愛を受け取る」「愛の循環」の3つのテーマに分かれて進めます。特に「受け取り」の回は、受講生さんもインストラクターのわたしにも不思議とピッタリの受け取る事象が起こり、特に今までだったら考えずに断ってしまうとか、受け取り難い内容のものが訪れることも少なくありません。それも宇宙からの素敵なギフトだなと思っています。昨日も講座の直前にたまたま腰を痛めてしまい、手の届かない床の物を家族に拾ってもらったり、受講生さんにいろいろ手伝ってもらったり早速たくさん受け取っています(涙)
今日ご紹介したいのは、わたしがとてもリスペクトしている男性の方のお話です。彼はご自身の長年の学びの蓄積から日本の古い歴史についてや精神の目に見えない世界のお話をしてくださる方で、その内容がとても興味深くてよくお話を聴きに行きます。ところが最近彼のSNSの投稿で、180度ひっくり返すお話を聞いてしまったと書いてあるのを拝見し、共通の友人たちと共にその大どんでん返しのお話やそこに至った経緯を聴きに行きました。その時に彼が教えてくださったことがとても大切だなと感じたのです。
で、ここで少しみなさんも過去を振り返ってみて欲しいのですが、自分がこうだと思っている世界が180度変わるかも?って経験ってありませんか?わたしは結構あるんですよ。特にここでいつも紹介している『愛でビジネス』を最初に受講した時は本当に大きくて、それまで「わたしの人生がうまくいかないのは全部母のせい」という価値観(信念)で40年弱も生きてきて受講して初めて「いや違うかも。わたしが選んできたのかも?」ってなった時。そこからやっと母がわたしを育てる時に大切にしたかったことや母が育った環境とか、母が両親から受け継いだ愛とか、母の価値観(信念)を聞いて自分の価値観が大きく変わったんですよね。
で、彼も今回は相当揺さぶられたとおっしゃっていて、この心の複雑さ(もちろんスケールは違うけど)理解はできる氣がしたのです。で、しばらく悶々としながら、やっと腑に落とすことができたきっかけというのが、今回ぜひご紹介したい内容で。これは昭和天皇がマッカーサーに会う2日前に呟かれた言葉で、広島市内の石碑に残っているメッセージとのこと。写真は拝借しました。
正しいとおもうひとが
一歩ゆずるこころを持てば
争いはおこらないのですがね...
そしてね、そこに、昨日の愛ビジの参加者さんが読んでとても面白かった本を紹介してくださって、それがまたとてもタイムリーでだったのです!『水を縫う』という寺地はるなさんの小説で、数人の家族が登場人物として描かれており、ひとつの事象にそれぞれの価値観や想いが表現されているそう。例えば母と息子が同じひとつのことに感じていることが180度違うということを作者と同じ目線、ある意味神目線で擬似体験する様な、それぞれの立ち位置から見た感覚の違いがありありと描かれている小説らしい。(まだ読んでないので読んでみます)
この一連の流れから、自分と反対側の違う側の価値観(信念)を見たり検証したりする過程そのものが『受け取り』なんじゃないかなぁとわたしは感じた訳です。それまでひとつで安定していた価値観に、相反するものが生まれ(二極化し)大きな振り子の様に心が揺さぶられる。それまで自分が大切にしてきたものが打ち砕かれる様な、自分がなくなってしまう様なそんな居心地の悪さも感じながら、心があっちこっち揺さぶられる。でもその小説の様に、作者目線、神目線で相手の立ち位置からもみたらどうなんだろう?と自分と反対側の立場や意見や氣持ちを探ってみながら、最初は大きく触れていた振り子が、振れる範囲がだんだんと落ち着いてきて、一筋の新たな自分の心地よい納得する価値観を探していく過程。その結果、振り子が描いた軌跡の分、自分の器(理解できる範囲)が大きくなっている。その器が『受け取り』なのかなと感じたんです。
じゃあ「与える」ってなんだろう?ってなりますよね。それはその受け取りの中で見出した中庸とか最適解とか言われる、その両極を知って見つけた自分の心地よい新たな価値観(信念)を持ちながら、この昭和天皇の呟きのように、自分の正しさは心に留め、相手に譲る余裕をもって接することが、与える行為なのではないのかなぁと思います。口語でザクザクと話すラジオでは、全然ここまでも、こんなことも多分言ってなかったのですが、やはりこうしてブログとして書いていると、もっとこう表現したらよかったなと思うことに氣づけるので、そこもまぁよしとしてブログにはじゃんじゃん書き加えながら今書いています。ラジオを聴いてくださった皆さんにもまた改めて届くといいなと思いながら。。。
そんな感じでね今日のラジオのシェアを終わります。最後に余談が2つ。ひとつはね、タイトルの画像を貼る時に、狼と7匹の子やぎもまさしくこれだなと感じたんです。確かに子やぎたち食べちゃった狼も悪いけど、寝てる間にお腹を切って石詰めて井戸に落とすやぎたちもなかなか残酷とふと過ぎってこの絵にさせていただきました。2つめはこの写真やブログの許可を得るのにね、登場人物の彼に一足先に読んでもらったのです。そしたらね、与えるの下りで出てきた彼の思いを書いてくださって。「与えようなどと思っているうちは序の口、結果与わってしまっていたというのがスペシャル」と。ため息と共に彼らしい男前な世界観に浸りつつ♡まぁね愛ビジは初心者向けの愛講座なので、まずはしっかりと愛を表現していきますよ♡今日もたくさんあるブログの中から読んでくださって、本当に本当にありがとうございます♡
愛とは何かを突き詰めたく、愛の伝道師まつことして活動しています。
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