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絶対看取りに来るからね。

こんばんは。
愛を見つける目を育て
愛を育みあう循環をつくる
愛の伝導師まつこです。

数あるブログの中から
お読み下さり
ありがとうございます

みなさんは
『看取り士』
という仕事ご存知ですか?

わたしは数年前に
『いきたひ』という
長谷川ひろ子監督の映画で
初めて知りました

一言では言い尽くせない
素晴らしい映画で
3回ほど観に行きました

今回は白羽弥仁監督
「みとりし」という作品

死と向き合う映画のため
11の息子と観るには
ちょっと難しいか?
と思いましたが
本人も見たいと言うので
2人で一緒に観ました

今日は、その映画の後
息子と話したことについて
書いてみようと思います

『僕は絶対
お母さんの看取りにくるからね』

映画が終わって
そう言ってくれた息子の氣持ちを
わたしは素直に受け取れなかった

なんで?なんで?
なんで来たらダメなの?
という息子に

お母さんはお父さんが大好きで
どれだけ話しても話が尽きないから
結婚したの
だからお父さんが隣にいてくれたら
お母さんは充分幸せだと

お母さんが死ぬ時
できることなら
あなたも大切な人といてほしいし
遠い国にいるかもしれないからと

そんなところから始まり

そもそもわたしは結婚して
こどもが欲しいと思って
いた訳ではない

なぜなら、わたしの母が
素晴らしくできる母で
そんな母にわたしは
なれないから

わたしの母は
まだ健在で元気だが
早朝から遅晩まで働き
健康的な食事もしっかりと用意し
家事もテキパキとこなし
4人の子を大学卒業させ
家のローンも7年で完済
子供達の結婚式には
何年も前から意識し
準備しておかないと
買えないような物を用意して
父の年収はおそらく
中の下ぐらいだったであろう
節約と計画が完璧な母だった

代わりに
プライドと負けず嫌いとこだわりが
すこぶる強い母だったが(笑)

だけどわたしのこどもは
あなたひとりしかいないのに
何一つできてない
自分の好きなことばかりして
あなたのご飯も
ろくに作ってやれてませんと

以上の理由から
わたしはあなたの母として
看取られる様な資格はない
という理由を述べた

そしたら息子は
それって何かおかしくない?
僕が看取りに来たら
いけない理由じゃないよね?

だっておばあちゃんはおばあちゃん
お母さんはお母さんでしょ
比べたらいかんでしょ

僕のお母さんは
お母さんしかいないし
お母さんが好きなことしてる分
僕も好きなことしてるよ
ドンマイ!って知ってる?
don't mind!だよ
気にするな!ってことだよ

そんなことを言われてね
確かにそうだよなってなるよね

あーまだまだ
あの母の様にあらねば
母として失格だと思っている

母である資格なんか何も必要なく
奇跡で授かり産めた時点で
無条件で母あるはずなのに

母はこうあらねばならい
という条件付けを後生大事に抱え
それができない自分を
いつも否定している

かといって
できる様になるために
日々努力している訳でもなく
逆にそのネバナラナイを
何年もかけて
手放してきたはずだった

となると
手放してきた自分すらも
否定しているということだ

他人ならば鼻から自分にはない
性質として認めるものを
血の繋がった母であるが故に
自分にもできるはずってのが
どこかにずっとくすぶっていたな

そしてわたしは
あんなに頑張り抜いた母と比べ
ぜんぜん頑張ってないんだから
母より幸せになってはいけない
とも思っているんだろうな

なんと傲慢なわたし

母は母の幸せがあり
わたしはわたしの幸せがある

ほんとにね
まだまだあるよ
自分の中の内戦

白旗を上げて
自分との戦いを終わらそう

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