自己隔離生活7日目
遂に1週間経った。長いように感じる。充実しているわけではないけれど。
この1週間で、身体は少し動かしたものの、声を発する時間が極端に少ない。インフルエンザやら喉にくる風邪をひいた時のように、喉を休めている。病気で喉を休める必要があるならまだしも、話す相手がいないことで喉を使わないと、退化して声が出なくなっている気がしてならない。ラジオの音楽に合わせて歌おうとしても、かすれて音程を取れないのである。
かと言って、リモートワークや厳しい中出勤して疲れている友人を捕まえて話し相手になって欲しいとは、なかなか言い出しにくい。皆、置かれた立場で頑張っていて、疲れているのだから。私のこの悩みは贅沢な悩みであるし。
頼れる部分を考えた時、私のような独り身はなかなか厳しい。家族がいても煩わしいという人もいるだろうけれど、病気になっても入院しても手術をしても、友人はいるけれど、家に帰れば一人。何もかも自分でしなければならない。どんなに身体がしんどくても、自分が動かなければ、ご飯も出てこなければ、買い物にも行けないのである。家族へ甘えられる部分と友人に甘えていい範囲というのは違うと思っている。だから、厄介なのである。
誰とも話せなくとも、正気を保ってあと1週間、発想の転換になることはないか、模索してみるかな。
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