自己隔離生活13日目

昨夜の雷雨のおかげか、すっきり爽やかなお天気。少し涼しいくらい。足だけ日光浴をしつつ、昨日の途中の編み作業を進める。ふとしたところの色合わせが良かったりして、この感覚がもう少し戻ってきてくれたらなと思う。

少し調べてみたところ、私が予備軍のような状態の「甲状腺機能低下症」、これが進行すると「橋本病」なのだけれど、疲れやすさは認識していたが、無気力と言うのも代表的な症状として上がっていた。確かに、やりたい事、やるべき事もそれなりにあるのに、遅々として進まない。数年前からこういった症状はあったものの、気持ちの問題なのかと思っていた。ガンが出来てから徐々に機能低下していっていたのかと、少し納得。少し身体を動かしたりして、体を活性化?させると、少しは違うような気がして、悶々とすると動くようにしている。

動く(ピラティスや足踏みエクササイズなど)と、明朝の体温は36度台になるので、免疫力を下げないためにも、できる限り適度に身体は動かしていきたいと思う。

手術で嗜好が変わると聞いていたけれど、確かに一部ではあるけれど、今まで美味しいと思っていたものがそうでもなかったり、アルコールは美味しいと感じても、今までのようには消化ができないらしくて、睡眠に響いたり、次の日の思考に響くのが顕著。単に弱くなっただけなのか?色々、人体実験である。

これを書いていたら中学の時からの友人が久々に連絡をしてきた。入院中にも他の友人から連絡が来ていたのだけれど、ガンであることを告白した時の反応が真逆!面白いものである。狼狽えてしまう友人がいれば、抗がん剤治療等がないことに喜び、落ち着いたら飲み会しようと誘ってくれる友人もいる。この反応は、どこかその人らしくもあるけれど、予測はできない。どんな反応でも、落ち着くところ寄り添ってくれる言葉をかけてくれるのは、何よりありがたい。私自身は友人にガンを経験している人がいるので、初めてのことではなかったけれど、他の友人たちにとっては、同世代で身近にガン患者はいないのだろう。初めは驚かせてしまうけれど、伝えられるところは伝えていきたいと、やはり思うのが私の今の心情。伝えて、悲しい思いになってしまうかもしれないけれど、一例として頭の片隅にあれば、何かの時に役に立つかもしれない。役に立たないのが一番だけれど。

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