ふさわしい値段ってあるんだなぁ。
今日初めてお邪魔した雑貨屋さんでのこと。
作家さんの作品と、おしゃれな雑貨とが並ぶ、素敵なお店。
このお店の作家さんの作品のなかで、素敵だなー、でも価格がすごく安くて逆に気になる…でも素敵、なピアスがあって、私は開けてないけど、ピアスする友人に似合いそうと思って何度も眺めていて。
でも安すぎるところもなんとなく気になってしまって、購入には至らず。
そしたら、その眺めていたピアス、なんと店員さんの作品とのこと!(その会計の合計が3333円で、それにもびっくりしていたので、ダブルで驚き!)
会計の時に、「見てくださっていたので嬉しかったです!」と言っていただいて、ほんと素敵なのにあまりに安いので、もっと出してもいい(値段が高くていい)と思ったことも伝えると、「私はほかの作家さんみたくちゃんとできないので…そんなにもらえないかなって…」と。
本当に素敵だと思ったことと、また来ます、と伝えて、お店をあとに。
私も自分のことになると謙虚通り越して、どこまでも下がっていくので、「いやいや私くらいでそんな…」と思ってしまう気持ちはよくわかる。
けど、値段があまりにも控えめすぎて、逆に気になっちゃった。
本当に素敵で、値段も倍は出してもいいなと思ったので(それくらい控えめなお値段)、もし次行ったときにあったら、倍のお値段でお迎えしようかな。
友人にもいいけど、コンバーターつけて自分でつけようかな。
それかその店員さんにイヤリングにお直しを相談してみようかな。その分もきちんとお支払いして。
作り手がみえるってすごく素敵だし、だからこそ、そこで感じた価値や感じたエネルギーは、ちゃんと次につながるように、パトロンになれるわけじゃないけど、応援のかたちにしたいな、と思ったのでした。
こんな風に感じたのが初めてだったから、今日は「買わない」で終わってしまったけど、また同じような場面があったら、今日のこと思い出して、もうちょっとやりとりしてみようかな。できる自分になりたいな。
高ければ、安ければ、ということではなくて、これからの買い物のとき、ふさわしい値段のこと、考えながら買い物してみよーっと。
そんな気づきをいただいた今日に。お店に。店員さんに。感謝。