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赤羽〜ある意味治安が良い街~

赤羽に2泊3日という暴挙

ぱっと見は普通に見える駅前。こっちがいわゆる繁華街

初めての赤羽。イメージは ”昼飲みの聖地”で治安が良い印象はない。でも調べてみるといくつも魅力あって、まずは「ホテルが比較的安い」。あと長年行きたかったミュージアムの最寄り駅ということもあったので、結果的に赤羽を選んで大正解だった。

1泊目「ダイワロイネットホテル」2泊目は隣の「赤羽プラザホテル」

ともに駅から徒歩1分。看板の雰囲気に時代の違いが

ダイワロイネットは1泊8,200円。2泊したかったが翌日は12,000円になってしまうらしく、ならばということでお隣へ。素泊まり8,200円の現金払い限定プランだ。プラザホテルにはもう一つの決め手があって、ホテル内ではないけど同じ建物の地下に、謎の四川料理店があるのだ。

外観は綺麗め
ライブハウスの入り口のような階段

「四川料理麻辣駅」。調べたら『駅』は中国語で宿場のことらしい

日本っぽいのか中国ぽいのか分からない

勇気を出して入ったら、21時頃に店員さんががっつり賄いを食べていた

謎の手水鉢オブジェの下にはビールケース
排骨麺と青島麦酒とゴマ団子で2,150円。うまい

グーグルマップの口コミも400件以上あって「ガチ中華」と評している人が多い。西川口にも支店があるのも何か良い。最近は評点よりも件数とか、利用者の書き込む内容を見た方がいいような気がする。

赤羽といえばここ「鯉とうなぎのまるます家」


そういう意味では、赤羽イチの1,700件以上の口コミ数を誇るここ↓ はやっぱり最高だった

ご近所さんとお話しされてる店員さん
焼き場は外からも見える
店員さんが皆さんおキレイ
鯉やうなぎじゃなく〆鯖やじゃこ天も美味

この日は寒くて、立ち飲みのメッカらしいココには行けなかった↓ 

「丸健水産」もGoogle map口コミ1,700件超を誇る

古い飲み友によると、焼酎をおでんの出汁で割った『出汁割』ってのがあるらしい。試しに自宅でやってみたら微妙だった。次回は本家に絶対行く。

メインの目的地「URまちとくらしのミュージアム」

泊まったホテルの反対側・西口から徒歩9分くらいの高台の赤羽台。もともとは八王子にあって「集合住宅歴史館」というやや硬い名前の頃から“行ってみたいリスト”のひとつだった。移転して再オープンしたのが2年前らしい。事前予約制なので、地方民が上京時にふらっと訪れるにはハードルが高かった。

思ってたよりも超モダンな感じ。テンション上がる
全体の見取り図。有名な『スターハウス』が3棟ある
すぐお隣は東洋大学。箱根駅伝のイメージしかないけどここにあったのか
全体の団地名『ヌーヴェル赤羽台』はちょっと微妙なネーミング
噂のスターハウス。上から見たら星型らしい。古カッコ良い
代官山同潤会アパートの復元住戸。古民家好きにはたまらない
単身用住戸の2段ベッド。下段収納のスーツケースは寅さん仕様で重そうだ
みんな大好き古民家キッチン。冬は寒そう
我々世代のザ・一人暮らしイメージはこれ
当時の先進設備『ダストシュート』が流し横に付いている
廊下側の縄梯子は、避難時にベランダから使うとのこと
ダイニング・キッチン原型。ギンガムチェックのテーブルクロスが時代を映してる
2段ベッドからは寝ながらにして廊下が覗ける窓付き
照明の柄も和風でかわいい


上部の戸棚は向こう側の玄関からも使える工夫が
下部収納は下足入れ
公団の公の字のフォントがタイポっぽい可愛さ
超入り組んだ『スキップフロア』見取り図。グッと来る
所々に、住戸内外を繋ぐ明かり取りがあって合理的
障子の格子柄を正面から撮ると何故かカッコ良い
上の住戸のトイレ配管が、下の住戸キッチンに剥き出しという斬新さ
玄関入ってすぐベランダへ行ける。必要あるか?
懐かしの東芝ロゴ。アメリカの原発事業を買収するまでは良かった(個人の感想です)
お風呂の復元はもうちょっとエイジング加工したほうが味がありそう
これまた懐かしいサンウェーブロゴ。創芸時代のクライアントでもあったなぁ
スターハウスの螺旋状の階段室。説明では公開も準備されているらしい。また来てみたい
あまりに整然としたヌーヴェル赤羽台。マリエンバート感が漂う
記録のために撮った新し目の棟の写真。iPhoneのAIが勝手に壁紙にしてきた。センスのない奴だ
棟番号の表示は全部これで良いのでは。かっこいい

長くなってしまったので今日はここまでに。とにかく充実した赤羽生活だった。コスパも良くてバラエティのある街だ。駅からホテルまでは夜はキャッチのお兄さんがびっしり立っていて気が抜けない。ある意味「人の目」が多いので犯罪は起きにくいのではないかな。住みたい。いや…たまに来たい。

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