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学級委員長が僕のクラスに大量発生した話【実話】

僕が高1の頃の話です。

僕のクラスに学級委員長が20人以上いた話をします。

入学してすぐの高校1年生の4月のオリエンテーションが終わった後、僕は担任の先生に教室へ呼ばれました。

自分以外にも、男女合わせて15人くらいが呼ばれていました。

先生がやって来てこんなことを言いました。

「おれの長年の教師生活で培った経験から"クラスをまとめられると思う奴”をここに呼んだ!ここからは君達自身が話し合って、このクラスの学級委員長を決めてくれ。おれは席を外す。」

まだ入学して打ち解けていないクラスの緊張感と、大胆で直接的な指名に驚く気持ちが、僕にはありました。

その先生には驚かされることが多く、入学した初日にもその先生は、自身の携帯電話の番号をホワイトボードに大きく書き、

「携帯電話持って来たらNGなルールなんて皆が破ってるのは知ってる!そんなことよりも、万が一君たち生徒の身に何かあったら、すぐに連絡できるようにな!この番号メモしとけ!」

そんなことを言う先生でした。

集められた僕たちは少し戸惑っていると、先生は教室から出て行きました。

廊下には、8人くらいの中の生徒を待つクラスメートがいました。

そして僕達は話し合いました。

たぶん5分くらい適当に話し合いました。

誰かが「決まらんな。もう全員でやったら良くない?」と言い、その場にいる奴全員で学級委員長になり、外で待ってる奴全員が副委員長になりました。

そんなこと、あります?

僕は聞いたことないんです。

仕切る奴が多すぎて、クラスが全然まとまってなかったのを、僕ははっきり覚えてます。

学級委員長15人、副学級委員長8人でした。
#あほすぎ

長年の教師経験で培った?人を見抜く力?

なにを言うとる?と。久々にこのことを思い出して笑いました。

15年も前の話です。

おわり。


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