行政保健師は実際どうなの~??
こんにちは!保健師のみかんです🍊
これまで、私が行政保健師に転職した理由をお話してきました。今回は、保健師になる前に描いていたイメージと実際に行政保健師になって感じたことをお話していきます。
以前書いた行政保健師に転職した理由の記事はコチラ(本音編)&(面接編)
1.健康な方が対象になる為、心理的負担は少なそう
看護師助産師として臨床で働いていた時は、急変と隣合わせで、常に緊張状態で仕事をしていたので心理的負担は大きかったです。
地域で生活できる方が対象なのでそのような心理的負担は少なそう、というイメージでした。
→実際は、地域で生活できるレベルの方が対象な為、急変リスクの心理的負担はないです。
ただ、医療機器がないので、電話等で健康相談を受けても対象者の主観でしか判断ができず、心配な場合は受診勧奨しますが、情報が少なく判断に迷います。
また、母子の場合、育児困難感や負担が強い方の場合、最悪の結果にならないかという不安は常について回ります。
病院のように24時間管理できないので、過度に連絡しても拒絶されてしまう為、そのような距離感の取り方が難しく、その間に何かあったら、、、と思うと責任の重さによる心理的負担があります。
2.子どもの健診や赤ちゃん👶訪問とかするのかな~、成人の健康教育とかするのかな~
私のイメージが単純過ぎるところもありますが、仕事内容のイメージはこのようなものでした。笑
→実際は、確かに乳幼児健診や新生児訪問はします。ただ、ノーリスクのイメージしていたような業務は契約社員やバイトの方が担当していました。(全ての自治体がそうだとは限らないですが)
保健師が担当するのは、継続的に支援していく方は何かしらリスクがある方でした。ここのギャップは大きかったです、、、。
そして、これは自治体の体制にもよりますが、精神疾患の方の支援をすることは大変多いです。ほぼ、この業務と言っても過言ではないです。
2.公務員だから安定していそうだな👩💼
→実際は、勤続年数がまだ短いので、これについては実感することはまだあまりないです。
勤続年数が何十年~数年という方々がいてかなり幅はありますが、続けられやすいのかな、と思いつつ若くても退職される方もいるので、思ったより続けにくいのかな、、、というのが正直な感想です。(あいまいな言い方ですみみません。)
ただ、職場には色々な方がいて、能力も様々です。ですが、求められる能力が必要なレベルでなくても身分は変わらず雇用されている方の話を聞いたことがあります。これは珍しいことではなく、何人か聞いたことがありますね。
何が言いたいかというと「身分が保証されている」ということです。民間企業だと解雇されているレベルの方らしいので、ちょっとやそっとじゃ解雇されない=安定しているといえるのかな、と。
3.育休が3年もとれるなんて素敵!👶🍼
→実際に、育休が3年取得できる制度はあります。ただ、実際に3年取得している人はほぼいないイメージです。
理由は定かではないですが、職場的に取りづらいという理由よりも住まいの保育園制度によるものが大きいようですね。
0歳時保育で入園できる園が圧倒的に多い、これが3歳となると格段と少なくなる自治体が多いようです。
また、子供の発育の為に、他者との関わりかた社会性を育む目的で早めに入園させる話もよく聞きます。
あとは、経済的な理由から早めの職場復帰をされる方が多いですね。
と、ひとまず、思いつくままに実際に仕事してみて感じたことを述べてみました。ギャップは大きかったですが、最後に良いイメージを伝えて終わりにします。笑
ずばり、有給は取得しやすいです🙌時間給も取得できるのでうまく使っていきたいものです😄
・行政保健師に転職した理由の面接向けの真面目な話と本音の話の記事も書いてますのでよかったら読んでみてください。