看護師経験をしてからなるべきか、新卒で行政保健師になるか
こんにちは!行政保健師のみかんです🍊
今回は、看護学生さんで保健師になりたいと思っている方が一度は悩むことかなと思うのテーマ「一度看護師経験をしてからなるべきか、新卒でそのまま行政保健師になるか」という内容でお話していきます。
1.自己紹介
私自身は、病棟とクリニックでの臨床経験を経て保健師になりました。その経歴から、①臨床経験をしてから保健師になる②新卒で保健師になるについてそれぞれのメリット・デメリットを私なりに考察してみたいと思います。
詳しい自己紹介はコチラをご覧ください。
2.臨床経験を積んでから保健師になる場合のメリット
臨床経験を積んでから保健師になる場合のメリットは、「病態や治療の実際を経験することでイメージや理解がしやすい。」
それにより対象者に保健指導等をする時に自分の言葉で具体的に説明できることだと思います。これは臨床の経験なくしてできることではないのでこれは強みだと思います。
私自身、助産師時代に母親学級を担当していたので、その時に話していた内容はそのまま活用できましたし、早産のママ達がどのような思いで産後過ごしているか等は経験からイメージしながら関わっています。😊
3.デメリット
反対にデメリットは、「経験が直結しないことや、初めて経験することも多く、自信喪失してしまう可能性がある。」です。
地域保健の対象者は臨床での対象者よりもかなーり幅広いです。赤ちゃんから高齢者から、健康な方から精神疾患の方、難病の方等、ほぼ全員ですよね。
その為、臨床で積み上げてきた病態や治療をみる力がそのまま直結することが少ないです。臨床では、多くて1~2、3か所位の診療科を回る程度かなと思うので、知識は深いですが、広くはないかなという印象です。
保健師は広く様々な知識や情報が求められるので、そこのギャップは大きいかなと思います。
そして、ある程度積み重ねてきた方でも、保健師の仕事は初めての連続が多いので、プライドが傷つく方もいたりいなかったり、、、。笑
4.その他
このほか、余談として以下のようなことも挙げてみました。
これらは、臨床を経験している比較対象があるからこそなのかなと思います。比較対象があるからこそ、良さも悪さも見えてしまう。メリットでりデメリットでもあるかもしれませんね。
と、本日は、臨床経験を経て行政保健師になるメリット・デメリットを述べてみました。
次の記事では、新卒で行政保健師になった場合のメリット・デメリットをお話できたらと思います。
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