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イヤイヤ期って大変😂😂1.6歳後半からのいやいや期の対応

こんにちは!保健師のみかんです🍊

今回は、育児への悩み相談編として、「いやいや期」への対応について子供の発達心理学の知識も交えながらお話できたらと思います。

1.1歳半~自己意識が発達

1歳半を過ぎた頃から、自己を認識する自己意識が発達して、自分と他者を区別できるようになります。これは、第一次反抗期に結びついていきます。

第一次反抗期は、自己意識の発達によって強烈な自己主張をするようになる時期のこと。自立の第一歩ともいえます。

この自己意識は、2歳前後になるとさらに発達していきます。さらに、感情も発達し、照れや恥ずかしさ、羨望、共感といった感情もでてきます

このような感情の発達によって、より一層自分の存在を確かなものとして受け止めていくと言われています。

2.1歳代後半のその他の発達

①運動発達:安定してきます。2歳になる頃には小走りもできるようになります。階段も登れるようになります。ボールを蹴れるようになります。


②微細運動:スプーンを使って食べたり、コップを使って水を飲めるようになります。


③言葉:2歳では二語文が出始め、言葉の数は300語位になります。(あくまで目安ですが)


④人との関わり:大人がしていることの真似をしたがります。簡単な家事の手伝いをするようになります。

3.「いやいや」への対応

1歳代後半は、上記に述べたような発達をしています。これらを踏まえて、いやいや期の対応をお話していきます。

①できないことも自分でやりたがるので、否定《 手を貸してあげる!!!そして、出来たら褒める。褒められると、誇らしい気持ち、自信がつく😁

その積み重ねで「自律性」を高めていきます。

反対に失敗すると恥ずかしい気持ちになったり、なんでできないのだろうと自分を「疑う」気持ちになったりします。

この繰り返しで、「意思」という活力を獲得していくと言われています。

事故や危険に注意しつつ、やりたい気持ちを褒め、サポートをし、できた!という万能感を満たしてあげるようにするといいですよ。

②気持ちの切り替えを促してあげましょう。

好きな色や本等の自分のこだわりも出てきます。「いや」と自己主張したり、泣いたりしていることにもありますよね。

そんなときは、「あれ、なんだろう?」と別のものに誘導をしてみましょう。この頃は、まだ気持ちを切り替えられることが多いです。

それでも、切り替わらないときは、抱きかかえて場所を変えるという方法もあります。危険なことやどうしても無理なお願いは、きっぱりできないことを伝えます。


イヤイヤ期はその場面によって対応方法は変わってきますが、基本的には危険なこと以外、手を貸し、褒めて、できるを育ててあげてくださいね

とは、言っても日常茶飯事でイヤイヤされると、ママさん、パパさん疲れてイライラすることもありますよね。ママさん達に心の余裕がないと、相手をしてあげられないと思います。

手が出そうな位イライラしている時は、安全を確保して一度その場を離れ、気持ちを整えてから戻るようにしてみてくださいね。


今回は、1.6歳後半からのいやいや期の対応をお伝えしました。

次回は、本格的ないやいや期、2歳以降の対応についてお話していきます。

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