2022年1月に観た映画と、登場するごはんについて(劇場編)
noteでは映画に登場するごはんついての記事を書いています。ごはん映画記事をまとめているマガジンはこちら。
本当は鑑賞した作品すべての感想をしっかり書き留めておきたいところなのですが、ごはんがあまり登場しない映画のメモは後回しにしてました😿
記事にしてない映画もいろいろ観たり読んだりしているので、2022年1月の振り返り日記を書こうと思います。
▼1月に劇場で観た新作映画
『キングスマン:ファースト・エージェント』
ガイ・リッチー監督の『ジェントルメン』について書いた記事で、キングスマン1作目について軽く触れましたが、前日譚を描く『キングスマン:ファースト・エージェント』も楽しみにしていました。
▼▼『キングスマン:ファースト・エージェント』に登場するごはん▼▼
アーモンドパイ/ピーナッツバタークッキー
ラスプーチンのキャラクターが最高に面白く、コサックダンスを取り入れたアクションシーンが好きでした。本作は父息子の話ですが、そういえば『キングスマン』のハリーとエグジーも親子と呼べるような関係性でした。
わたしは1作目が特に好きなのですが、本作でキングスマン誕生のストーリーを知って改めて鑑賞するとやはり胸熱です。
そして本作に登場する印象的なごはんは、アーモンドパイ。青酸カリ入りの食事を口にしても死ななかったというラスプーチンの逸話がありますが、本作でも毒作戦が実行されました。しかし調べれば調べるだけ不思議な人物、怪僧ラスプーチン。
『マトリックス レザレクションズ』
お正月休みに旧3部作を見返して、万全の体制で新作を観に行きました。賛否はあったと思いますが、わたしは直前までしっかり復習していたので、とても楽しめました。
ネオとトリニティーのふたりが実際に年齢を重ねて出会うシーンはものすごくロマンティックでした。その辺の恋愛映画より何倍もグッときました、個人的に!
ネオが経験してきたことが、『マトリックス』という名の伝説的なゲームだったという設定もすごく面白かったなぁ。新キャラも非常によかったと思います。
▼▼『マトリックス レザレクションズ』に登場するごはん▼▼
カフェ/カフェで食べるヌードル/ステーキ/イチゴ
ネオがトリニティー(と瓜二つの女性)に出会うカフェ。本編でこのお店は何度か登場し、ネオは一人でヌードルらしきものも食べていました。舞台となった場所は「Joe & The Juice」のサンフランシスコ・モンゴメリー通り店。(地図はこちら)
『ライダーズ・オブ・ジャスティス』
オンライン試写で鑑賞させてもらいました。大好きなマッツ・ミケルセン主演作です。
この作品は予告だけを観ると「事故で亡くなった妻の無念を晴らすためバイオレンス描写が多めな復讐劇」にみえるのですが、実際はものすごく不思議なバランスで、心に傷を負った者たちの優しい復讐劇でした。
根本の問題を解決する映画ではなく、彼らにとってまだ傷を癒す途中のお話なので、鑑賞するとびっくりする方もいるかもしれませんが、デンマーク映画やはり面白いです。
▼▼『ライダーズ・オブ・ジャスティス』に登場するごはん▼▼
ピザ/マッツが焼く目玉焼き/餃子みたいなウクライナ料理(ヴァレニキ)
おそらくウクライナ料理のヴァレニキと思われる料理が登場しました。ウクライナ風水餃子という感じらしいですが、みんなで料理するシーンが可愛らしかったです。
本作を鑑賞した1月当時は、まさかこんな世界情勢になるなんて考えてもいなかった。今振り返りをしていて改めて自分にできることを調べようという気持ちになっています。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
もちろんめちゃくちゃ面白かったです!映画を観てこんなに嬉しい驚きは本当に久しぶりだったかもしれません。(ネタバレを完全に踏まないように、そして事前の予想をなるだけしないで行った甲斐がありました)
トムホ版の、失敗ばかりしてしまうティーンエイジャーのスパイダーマンという設定を本当に3部作(+ MCU作品)かけて上手く構築していたと思います。だからこそ団結して戦うことが尊かった。
▼▼『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場するごはん▼▼
MJが働くドーナツ屋さんが登場しますが、ニューヨーク・ブルックリンに実在する「Peter Pan Donut & Pastry Shop」というお店を基にセットを作成したそう!(参考記事)
斜めに設置されたトレイにドーナツがたくさん並んでいる様子は夢がありすぎる。お店の公式Instagramでは可愛いドーナツの写真を見ることができます。お店の制服も可愛い。
『グレート・インディアン・キッチン』
素晴らしいインドの映画です。1月に観た作品の中で一番、記事を書き甲斐があった作品でした。ぜひ読んでみてください!
『コーダ あいのうた』
泣いてしまうと分かっていたのに、この日に限ってハンカチを忘れて劇場に行ってしまい大変でした。泣きすぎてじんわり温まった状態で帰宅するのがいい気持ちだったなぁ。
『サウンド・オブ・メタル』という映画でも、ろう者が体感する音を観客に擬似体験させる素晴らしい演出がありましたが、本作でもまさに観客が無音の状態がどういうものなのか理解するシーンがあります。
こうやって映画で知らない世界を教えてくれることがありがたい。もちろん映画はフィクションですが、少なくともわたしは映画でろう者の生活に関心を持ち、一緒に共存する方法を探したいと考えるようになりました。
▼▼『コーダ あいのうた』に登場するごはん▼▼
本作では目立ってごはんは出来てきませんが、本作ならではの印象的なのは食事ができるまでの様子だったと思います。
キッチンにいる母、庭で何か(おそらく魚だと思いますが)を焼いている父、リビングにいる兄の3人はろう者ゆえに、ものすごく生活音がうるさく、家族の中でただ1人の健聴者であるルビーが頭を抱えるシーンがあります。こんな食事の準備シーンは、映画を観るまで想像もしなかったと思います。
長くなってしまったので、1月におうちで観た映画については次の記事でメモしようと思います💪
2月分もあると思うと、noteを書く頻度を上げなければ!と思う今日この頃です。がんばろ。