電力事情
怒涛の8月から9月になりました。台風の影響の雨、まだ収まりませんね。少し暑さがやわらいだかなと思いますが、また暑くなるようです。
私は、夏は暑くて当然、朝は汗をかいて目が覚めるものなんだと強がっていたのですが、今年は一日中エアコンのお世話になっています。暑くなりはじめは、夜中にはエアコンを切っても大丈夫でしたが、今は一晩中使うようになりました。
先日のPlanTラウンジトークでも一日中エアコンをつけるようになった、外出を控えるようになったなど、今年になってから対策を増やしている方が多いようでした。
去年、さらに今年と暑さが数段階レベルアップした感じです。
その前の2022年は6月末に急に暑くなって電力需要がひっ迫して、初めて電力需要ひっ迫注意報が出され、毎日何回もテレビや新聞などで節電が叫ばれていました。
2022年の時は、急だったからメディアはみんなあわてて騒いでしまったのだろうか。
今年は供給力が上がったので、節電を呼び掛けなかったのだろうか。
それとも需要が減ったのか。
ということで東電のホームページの最大電力実績カレンダー(東京エリア)を見てみました。
7月8月の電力使用実績の合計は、
2022年、279262万kW(供給力は、332601万kW)
2023年、290170万kW(供給力は、343424万kW)
2024年、292744万kW(供給力は、324607万kW)(概算)
電力使用量は増加していますが、供給は減らしても対応できたようです。
電力需要の見込み方などが効率よく判断できるようになっているのでしょうか?
この数字を見ると、現在の電源で十分にまかなえているので、発電量が不足しているとは言いにくいかなと思います。
また、今後、各電力会社間での電力供給ネットワークが充実していけばさらに供給力に余裕が出てくるのかなと想像します。
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一方、データセンターなどの電力需要が増えると想定されていますが、電力使用量が多い世界的なトップ企業たちは再生可能エネルギー、カーボンフリーのエネルギーだけを使って事業運営をしていく方針なので、日本国内で設備を作る時はどうするのかな。(日本の再生可能エネルギー比率は20%強)