都市のみどりを考える勉強会
昨日(5/20)白金の自然教育園で行われた「都市の緑のこれからをみんなで考える勉強会第1回」に参加しました。
講師は内田圭さん(東大生態調和農学機構 助教)、ゲストは佐藤留美さん(NPO birth 理事 NPO Green Connection TOKYO代表理事)という西東京に縁のあるお二人。
都市のみどり、グリーンインフラの大切さを考えようというセミナーで、30人くらいの方々が参加、あっという間の2時間。
セミナー終了後は、自然教育園をガイドしていただきながら見学しました。
佐藤さんは、
・みどりの力には、景観や生き物や金銭的な価値もあり、公園の周囲は感染症が少ないというデータもある。
・東京の緑地面積は諸外国の都市に比べてそれほど少なくはないが、7割が民有地で農地が多いのでドンドン失われている。
・ニューヨークやロンドンなどの事例を紹介、徒歩10分以内に公園があるようなまちにしている。
内田さんは、
・緑に興味のない人にも緑の大切さを伝えたい。
・生態系は人が関わる事で成立している。
・手入れされている半自然(セミナチュラル)の都市緑地は植物種が豊富。
・都市緑地は健康にも大きく関連していて多くのデータがある。
・ガーデニングは健康促進になっている(植物と直接触れ合う)
・外国の調査で、学校周辺の緑地の多少と認知発達とが関連している
・熱中症と緑地との関連性がある
今回が第1回という事で、8月と12月にも勉強会をやっていこうと検討中。
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