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芝生のグラウンドに寝転がって

昨日(8月10日)西東京市のMUFG PARK「大人の星空見学会」に参加。締め切り前に満員で受付終了。キャンセル待ちで滑り込めた。
宇宙博士野田祥代さんの解説。さらにうれしいのはヤナカフェの軽食とアルコール付き(しかも2杯!)。

残念ながらグラウンドの芝生に寝ころんだ時、空はほとんど雲に覆われていた。微かに雲の切れ目から2つ3つと星が見えた程度。(アルタイルとベガかな?)
MUFG PARKのグラウンドは、背の高い木々と学校の建物に囲まれているので、広い空と照明のないグラウンドは絶好の星空見学空間。

ずーっと芝生に寝ころんだまま仰向けに空をながめているだけで、大満足。

グラウンドに出る前後には、野田さんの解説。
なんといってもこの数日はペルセウス座流星群を見る良い機会。
・11日夜から13日の夜(特に12日の23時ころから13日午前3時ころまでが多いようだ)
・月が夜半に沈むので空が暗いというのも見やすい条件

流星群って何かという解説で、
・彗星が残したチリ(1ミリから数センチ程度)が彗星の公転軌道周辺に残っている
・地球が、その彗星の軌道を横切る時に、残されたチリの中を通過
・そのチリが地球の大気の中に飛び込んできて高温となって光る
・彗星の軌道を地球が横切る時期が流星群が発生する時期
・ペルセウス座流星群の場合は、スイフト・タットル彗星の残したチリ

実際の夜空は雲ばかりだったけど、十分に宇宙を感じることができた見学会だった。

解説の最後に、紹介をしていただいたのが、国立天文台が作った4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」というソフト。
シームレスに地元から138億光年先の宇宙空間までの画像をマウス操作で移動できる。
無料でダウウンロードできるのでさっそく自分のPCにインストールしてみた。

地元→地球→月(ここまでは何十万キロメートルの単位)→太陽系(ここからは天文単位)準惑星→シームレスに宇宙空間を進み、1万天文単位を過ぎると→光年の世界へ→3光年を過ぎるとシリウスやアルファケンタウリなどの恒星が登場→1万光年を過ぎ、銀河系→さらに100万光年、1000万光年→1億光年から10億光年では様々な銀河の光の集まり→そして138億光年の真っ暗な周囲。
そして、そのままPCのマウスを逆に回すと地球にもどってくる。
まだ使いこなせていないけど、夜空の先の世界を感じさせてくれる。

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