【写真で紹介】地域×在宅診療 訪問看護リハビリステーションヨリドコ(東京都町田市)
コロナ禍の2020年にOPENしました訪問看護リハビリステーションヨリドコは3年目を迎えました。今年の7月には新しい訪問診療常勤医が着任し、訪問診療事業がスタートいたします。
現在、一緒に働いてくれる仲間を大募集中です。そこで、訪問看護ステーションヨリドコを改めて写真を中心にご紹介します!
訪問看護リハビリステーションヨリドコ
ー アクセス
ヨリドコがあるのは東京都町田市小野路町。東京都心から電車で約40分、そこからバスで15分ほど行ったところにあります。最寄り駅は京王多摩センターです。京王多摩センターは京王線、小田急線、多摩モノレールが通っており、様々な駅からアクセス可能な便利な駅です。
ー 周辺環境
東京都町田市小野路町は、町田市の北部に位置し、市内でもとりわけ豊かな自然と里山の風景が残るエリアです。東京都とは思えないほどの豊かな自然が広がり、散策ルートとしてもとても人気のスポットです。
ヨリドコ小野路宿のある小野路宿通りは、江戸時代には鎌倉街道の宿場町として多くの人で賑わい、幕末には新撰組の近藤勇や土方歳三が剣術の出稽古に訪れていた歴史のある地域です。周囲には農家が多く、2016年度のデータによると小野路町の高齢化率は32.4%、後期高齢者の比率は19.7%と他の地域に比べ高い割合となっています
ー 建物
小野路宿通りにヨリドコ小野路宿はあります。敷地面積は裏山を合わせると約700坪。その広い敷地をいっぱいに使って、ヨリドコが掲げるミッション「あるといいながあるところ」を地域の人たちと一緒に作り上げています。敷地内には、訪問看護ステーション事業所、畑、蔵、竹林、地域の集会場などがあります。
地域の中で生まれるごちゃまぜな空間。病院の中で助けられる人は限られている。医療をもっと身近に感じられる、地域の人ともっといろいろな側面で関われる場所が必要だ。という思いから3年前にヨリドコが誕生しました。
ー 竹林・集会場・カフェ
裏山には広大な竹林が広がります。春には竹の子も取れます。美しい竹林は地域の方々に人気のスポットです。もともとは裏山は整備されておらず、無法地帯になっていましたが、当院の職員と地域の方が力を合わせて、今の状態まで整備を行いました。
集会場ではほぼ毎日のようにイベントが行われています。健康体操、竹灯籠づくり、アロマテラピー、刃物研ぎなど。ほとんどのイベントは職員発案ではなく、地域の方々発案によるものです。地域の方々に自由に使って頂く、そんな自由な空間です。
キッチンとまりぎでは新鮮な野菜をたくさん使った美味しいカフェランチを食べることができます。キッチンとまりぎでは、コーヒーが美味しいRamita coffee、野菜が美味しいkukuna cafe、2つのお店が日替わりで運営をしています。
晴れの日は縁側でランチをすることもできます。自然豊かな環境で食べるごはんは格別においしいですね。
ー 所属メンバー
訪問看護ステーションヨリドコの看護師チームです。看護師が5人在籍しています。全員が子育て経験者で、子育てへの理解と配慮が非常に強いチームです。子供の発熱で急なお休みなどは、お互い様の精神でカバーし合っています。担当制ではなくチーム制を取っているので、患者さんの急変対応にも柔軟な対応が可能です。訪問看護未経験の方で入職された方もいますし、家庭事情でオンコールを持てない人はオンコールなしで働いています。
理学療法士チームです。病院を中心にキャリアを積んできた人、在宅を中心にキャリアを積んできた人、海外で働いた人など、様々なバックグラウンドの人がいます。ヨリドコの強みである集会場や竹林、畑を活用して、短期集中予防サービスC「町DAP」も行っています。また、地域の方々と里山を歩く会も定期的に開催しており、予防事業にも力を入れています。母体であるまちだ丘の上病院からの紹介で障害のある患者さんへのリハビリテーション依頼も多いことも特徴の一つです。
今年7月から着任された訪問診療の先生です。北海道から転居をされた家庭医療が専門の先生で、北海道でも在宅医療クリニックに勤められていました。患者さんとしてではなく、生活者として関わること。病ではなくその人自身を診ること。を大切にされています。とってもコミュニケーションが柔らかい、チャーミングな先生です。
ヨリドコの施設長です。通称ヨリドコおじさん。DIYが大得意です。色々なイベントの企画、催しなど、地域との繋がりの窓口役を担ってくれています。本人は看護師ですが、「ヨリドコは医療っぽさを目指していない。皆が気軽に遊びに来れる場所」と口癖のように言ってます。毎週金曜日は夜のとまりぎの店長を務めてくれており、古賀さんのお手製料理とともにお酒も楽しむことができます。
キッチンとまりぎの店長さんです。地域の方々やお客さんとのご縁をとても大切にされています。ヨリドコで提供される新鮮な野菜も地域の方々とのご縁で提供をしてくれているものも多いんだとか。ご飯は美味しいのはもちろんですが、暖かいお人柄により、キッチンとまりぎがたくさんの人の繋がりが生まれる場所になっているんだと思います。
上記メンバーに相談員、事務を加えた個性豊かなチームです。在宅医療に思いの強い、穏やかな人柄の人が多い印象です。年代もバックグラウンドもバラバラの非常に多様性に富んだチームです。看護師の中には、農業と兼業されている方も。誰かに何かを押し付けられるのではなくて、皆で対話をしながら一緒に作りあげていく。そんなチームを目指しています。
ー 訪問風景
訪問エリアは車で20分圏内が主です。自転車訪問も可能です。1人1台車を法人が貸し出します。直行直帰する場合は、車を自宅に持ち帰ることも可能です。オンコールを持つ看護師は、自宅近くの駐車場を法人が契約します。
1回の訪問は30-60分が多いです。 慢性疾患等、継続的な治療が必要な患者さんや自宅での緩和ケア(癌、終末期)を希望される患者さんなど、様々な患者さんがいらっしゃいます。その様な患者さんに対して、 認知症や慢性疾患の日常管理、胃ろう、カテーテルの交換・管理などの医療的処置。がんや他疾患も含めた苦痛に対する緩和ケアやご自宅での看取り支援などを行っています。
ー 地域イベント・学会出展
ヨリドコ施設を全体を活用した地域イベントも定期的に行っており、ヨリドコが多くの人で賑わいます。ヨリドコの竹を利用した流しそうめんは夏の風物詩です。今年のプライマリケア学会にヨリドコが出展し、竹や看板を持ち込み、学会上にヨリドコを再現をしました。
運営母体 一般財団法人ひふみ会
ヨリドコの運営母体は一般財団法人ひふみ会です。ヨリドコから徒歩10分近くに位置します。目の前には野津田公園と呼ばれる大きな公園があり、ヨリドコに負けず劣らず、非常に自然豊かな環境です。
ー 提供サービス
慢性期医療、障害児者ケア、在宅医療、外来、リハビリテーションのサービスを展開しております。病床数は78床です。職員数は116名です。
ー 目指すもの
「あなたらしい生き方を大切にする」をビジョンに掲げています。病気や障害があってもその人らしく生きていける場所を目指して運営しています。小さな病院ですので、患者さんのために機動力高い柔軟な取り組みができることが当院の最大の強みです。他院ではマネしづらい様な、患者さんのエピソードが当院にはたくさん詰まっています。
ー 代表、院長
小さな組織のため、代表、院長との距離が近いです。コミュニケーションも軟らかく、話しかけやすい存在です。経営層が一方的に決めるのではなく、職員皆で作りあげていく組織を目指されているそうです。経営情報も職員に公開されており、自分の意見を組織運営に反映できる柔軟な組織です。
Q&A
仲間を大募集
現在、常勤訪問看護師と常勤訪問診療同行看護師(立上げメンバー)を募集しています。見学、オンライン面談は随時受け付けています。
お気軽に遊びに来てください。