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私の芝居日記 15号「PUNKISH!!!」

「PUNKISH!!!」予備軍第3回公演
脚本:鵜久森 達彦(オフワンズ)
演出:立川寛樹
演出助手:赤平郁(海上ほあん)、演出助手補佐:西村翔夢
舞台芸術:櫛部和波
音響:稲葉郁哉  
照明:高野葉月
出演:依田雄斗、溝口太陽、千葉蒼依、田中聖也、秋山純、金指喜春、吉村優一、菅野武
日時:2022 年7月16日(土)18 :00~17:30 (プレビュー回)
劇場:桜美林大学ひなたやまキャンパススタジオⅢ(東京都町田市)

桜美林大学芸術文化学群の学生達の公演です。会場は町田市郊外にある「桜美林大学ひなたやまキャンパス」内の小さなスタジオ。本公演前のプレビューを観てきました。
今まで大学生の芝居を観たことはなかったのですが、知人がこの芝居のスタッフだったので観に行ってきました。
冒頭から本格的な芝居が始まりました。ちょっと驚きでした。良い意味で期待を裏切られました。見ごたえのある芝居でした。
女教師に片思いする男子高校生とその仲間5人が、女教師と結婚することになる高校の教師に結婚断念を迫るというストーリー。
「高校生なら、あるかもしれない」リアリティーのあるストーリーです。
舞台に登場する8人の役者さん達もスタッフも、長く、厳しい稽古をやってきたんでしょう。プレビューを経て、どんどん進化していきそうな舞台です。
「観客に居眠りさせないぞ」という覚悟を感じます。体当たりの演技、ギャグあり、派手なダンスありと一杯詰め込んでます。名の知れた劇団でも前半チョット眠くなることはありますが、この芝居はそんなの許さないです。桜美林大学の学生だけしか分からないギャグもありましたが、そこはご愛嬌。
金指喜春が良いです。はち切れそうな体で表現する同性への愛。切ないです。友情と同性への愛が入り混じった思春期の高校生の複雑な感情が見事に。
桜美林大学、恐るべし。
それでは、またお会いしましょう。さようなら。


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