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【月刊まちのこ】4ヶ所にあそびを届けて、筑波山に登って、ラジオをはじめた1ヵ月|2023年3月振り返り

こんにちは、まちのこ団です。今月から、月ごとの活動レポートのようなものをまとめていこうと思います。まちのこ団が1ヵ月をどんな風に過ごしているのか、少し長いですがお付き合いいただけますと嬉しいです。

3月はこんな1ヵ月でした

3月は計4ヶ所にあそび場を届けました。東京都文京区→茨城県高萩市→ひたちなか市→日立市。春の陽気に包まれて、子どもたちの声が響きわたる光景はやっぱり心躍ります。

「まちのこ団がいるかどうかは家族で出かけるポイントのひとつです」とのお言葉もいただきました。嬉しい!

それから、こどもたちと筑波山に登ったり、日立シビックセンターに遠足に行ったりました。卒業を迎える子もいて、ささやかですが門出をお祝いしました。

4ヶ所にあそびを届けました

2023年3月4日(土)
【移動式あそび場】キチカタキチ@東京都文京区

3月1週目は東京出張。文京区にある公園に出動してきました。

(「キチカタキチ」フライヤー)

都心の住宅が密集する街の一角、車も一台がギリギリ通れる路地を進んだ先にある児童遊園。プレイバスが来るだけで何もない公園がどうなるかを地域の方々に見せたい、という話だったので、昔あそび、みちあそびのグッズ、まちのこモルック、びーころなどありとあらゆるあそび道具を展開しました。

(今回のあそび場の舞台)

子どもと一緒にあそぶ親御さんの姿も多く、「こんなに子どもとあそべたのは久しぶりだった」「いろんなものがあるだけで、いろんな発想につながって楽しめた」「大きな公園に行く予定だったけれど、子どもがここであそびたいというので結局最後まで居てしまった」など嬉しい感想を頂けました。

今回の出動は、まちのこ団が普段からお世話になっている、移動式あそび場のレジェンド的存在のかーびーさん(移動式あそび場全国ネットワーク代表・星野諭さん)の代役としての出動だったのですが、初めましての土地でもあそびを通じて溶け込める、アソビニケーション(あそび+コミュニケーションの造語)の力を感じることができました。

カンニカンパカンパニーの高浜さん、大変お世話になりました!

(いい天気でした)

2023年3月5日(日)
【移動式あそび場】ピアッタフォルマルシェ@茨城県高萩市

場所は、茨城県高萩市にあるAEON高萩店。ピザキッチンカーのオーナーであるピアッタフォルマさん主催の「ピアッタフォルマルシェ」というイベント会場にあそび場を届けてきました。

1月に引き続き2回目の開催で、ふたたびお声がけいただき出動してきました(いつもありがとうございます!)。

(春の陽気)
(思い思いに過ごす時間。大盛況でした)

2023年3月7日(火)
【まちのこベース・ひたちなか】

拠点式あそび場「まちのこベース・ひたちなか」の日。放課後の子どもの居場所として運営しています。「まちのこベース・ひたちなか」について詳しくはぜひこちらの記事をご覧ください。

(いつものように思い思いに過ごす時間)

2023年3月12日(日)
【移動式あそび場】勝田TAMARIBA横丁@茨城県ひたちなか市

こちらも、ほぼ毎回出動させていただいている、勝田駅前でのイベント「勝田TAMARIBA横丁」。道を広々と使えるのがいいところです。

(道いっぱいにあそび道具を広げて)
(あそび場の妖精イバラキくん。最後はみんなでお掃除もちゃんとしました)⁡

2023年3月19日(日)
【移動式あそび場】灯台のふもとマルシェ@茨城県日立市

日立市、大甕駅前周辺で開催された「灯台のふもとマルシェ」。このマルシェは、ひとりのお母さんの想いから立ち上がったイベントで、テーマは「かぞくの休み時間」。子育て中のママパパたちへの想いがぎゅっとつまった、あたたかさに満ち溢れた空間が広がっていました。

終始たくさんの家族連れがあそびに来てくれて、時間帯によってはあそび場スペースが手狭で窮屈な思いをさせてしまうという課題も見えた出動でした。

それでも、今まで日立で出会った方々があそびにきてくれて、「団長きたよ~」って声をかけてくれて、同じ地域でやり続けることによる繋がりづくりができていることを実感できた出動でした。

(あそび場の様子)
(左に映るのは長野県から来た積み木たち。まちのこ団にもほしいなぁ)

2023年3月21日(火・祝)
【まちのこ登山部】筑波山

この日は、「まちのこベース・ひたちなか」のみんなと筑波山に登りました。

(がんばるぞー!)
(1歩ずつ自分の足で)
(もうすぐ山頂!)

普段は静かなのに今日はテンション高いな、いつもは素っ気ないのにこういう時は小さい子に声かけする子なんだなぁ、など普段と違う子どもたちの表情や反応を見ることができ、また親御さんにも積極的にご参加いただいたことで、いろいろとお話することができました。

子どもたちからは
「山登りはとっても大変で疲れました。ですが、その分、美味しいものが食べれたのと、頂上からの景色がとってもきれいだったのでよかったです!」
「大変だったけど、達成感があった。頑張ってよかった」
「登るのがとても大変で疲れました。けれど、卒業の思い出として良い思い出が作れました!最後のソフトクリームが美味しかったです」
「とても楽しかった!また行けたらいいなぁ」
など感想をもらいました。がんばった後のごはんは美味しいよね!

無事に全員が自分の足で登り、下山!お疲れさまでした。

2023年3月24(金)
【まちのこベース・ひたちなか】

まちのこベース・ひたちなかの日。この日は終業式だったので、みんなでご飯を食べてからあそびました。

(卓球)
(ピアノ演奏中)

この日、6年生にとっては最後のまちのこベース・ひたちなかの日だったのですが、いつものように過ごして、それぞれが帰るときに、中学校になってもあそびにきていいし、スタッフとしてきてもいいからね!と伝え、笑顔で「またね」しました。

2023年3月26日(日)
【まちのこ登山部・スピンオフ】御岩山→雨天のため「日立シビックセンター」遠足

この日は、「こどものまち・ひたち」のメンバーで日立市にある御岩山に登る予定でしたが、あいにくのお天気。雨天中止になってしまうのは残念だという声があったので、代替案として日立シビックセンターへ遠足に行くことになりました。

(※「こどものまち・ひたち」
こどもたちだけでまちをつくるという取り組みで、発祥はドイツ・ミュンヘン。茨城県日立市の子どもたちと一緒に企画、2022年4月に第1回、10月に第2回を開催。当日の様子は下記リンクからご覧いただけます。
第1回:https://note.com/machinokodan/n/n454cf98ad4e1
第2回:https://note.com/machinokodan/n/nd84a0ad76510

(遠足ってわくわくしますよね)

日立シビックセンターは、プラネタリウム・科学館などがありますが、1日をどう過ごすかは大人が決めるのではなく、こどもたちで話し合って決めました。This is まちのこスタイル。

こどもたちと一緒に過ごして、改めて「こどものまち・ひたち」を開催してよかったなと感じました。「こどものまち・ひたち」のメンバーは、日立市内の複数の小学校から集まっているのですが、学校以外の友達がいることがひとつの居場所のようなものになっている、という話も聞くことができました。

それから、「団長~!『こどものまち・ひたち』次いつやるの~?」「早くやりたい!」とたくさん言われました(笑)。次回開催は未定なのですが、大人、頑張りたいと思います!(ご協力してくださる方いらっしゃいましたらぜひお力添えをお願いいたします)

(科学館の中にある、秒数をあてるゲーム)

実は…ラジオ始めました

タイトル➤『こどもかいぎ』

ガイヨウ➤「こどもが出たいと思うラジオ」を目指して、子どもたちから寄せられる身近なことから世の中のこと、生活の中で生まれる疑問など、大小さまざまなことをテーマ(ぎだい)としてピックアップし、それについて日々子どもと向き合っている2人が、時にはゲストを交えながらかいぎ(考え、深め、見直し)していくラジオです。

パーソナリティ➤ヤマト&ユウキ(ヤマト:まちのこ団団長・ユウキ:一児のパパ)

Youtubeにて配信中です。ぜひ聴いてみてください。

ご寄付をいただきました

2023年3月12日(日)開催の第53回勝田TAMARIBA横丁にて、高所作業車の乗車体験ブースを出展されていた共栄通信工業株式会社様よりご寄付をいただきました。

勝田TAMARIBA横丁主催のひたちなかまちづくり株式会社様より、「共栄通信工業株式会社様より地域貢献・子育て支援をしている団体へ寄付を行いたいと申し出があったのでまちのこ団を紹介しました」と大変有り難いお話を頂きました。

ご推挙いただきましたひたちなかまちづくり株式会社の皆さま、そしてご寄付いただきました共栄通信工業株式会社の皆さま、ご担当の植田さま、誠にありがとうございます。弊団の活動継続のために大切に活用させて頂きます。

(右:共栄通信工業株式会社 施工部 植田様・ 中央: ひたちなかまちづくり株式会社 代表取締役 小野様)

4月のスケジュール

4月は、実は法人化して1周年記念。次回の【月刊まちのこ】もどうぞお楽しみに。

(写真/文=サトウミキ

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