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ヴロツワフの休日〜黄金の植物園編〜
こんにちは〜マキベリです。
最近、ポーランド関連以外の投稿が続いているので。。。
久しぶりに帰ってきました、ヴロツワフの休日編。
今回は街中にある大学所有の大きな植物園について紹介していきます。
今回は2022年の秋のエピソードです。季節によっていろんな姿をみせるのですが、それもこの植物園の大きな魅力の一つだと思います。
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ヴロツワフの植物園
この植物園の名称は英語で『The Botanical Garden of the University of Wrocław』、ポーランド語の正式名称では『Ogród Botaniczny Uniwersytetu Wrocławskiego』と言い、どちらもヴロツワフ大学所有の植物園という感じで、そのまんまですね。特に捻りのある名前というわけではございません。
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10月頃は丁度「ポーランドの黄金の秋」と呼ばれるシーズンの真っ盛りです。まさに紅葉して黄金のように輝いていますね。
学生割引はございますが、確かヴロツワフ大学の学生であっても10zlほどかかったはずです。通常が15とかなので通常価格でも安いと思います。
園内は広く、ゆったりとしているので、本を読んだり、絵を描いたり、人々も自分達の思うがままに過ごしている印象です。
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噴水もあり、木々の向こうに聳え立つカテドラルが美しい。
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歩いていると、銅像を幾つかみかけます。「これは有名な人なんだよ」と友達に教えてもらった気がしますが、忘れてしまいました。昔、ヴロツワフ大学に寄与した人物の一人だったと思います。
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ヴロツワフ大学の生物学部も隣接しており、ここの生徒は年中無料だとか。
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花を見ていたら、隣にいた小さい女の子が「Origami!!」と言いました。
最初は耳を疑ったのですが、実はポーランドの小学校では、折り紙に触れる機会があるそうです。
今から約100年前にポーランド人のシベリア孤児を助けるために動いた日本政府と日本赤十字社。孤児たちは日本で育ち、母国ポーランドに帰った後に折り紙を広めたそうです。
それを聞いてなんだか胸が熱くなる思いでした。
一万キロも離れた遠い地で、まだ年端もいかない女の子が花を見て、傍にいる母親に「折り紙みたいだね!」というのです。
ポーランドの義理堅い国民性。そしてそれを通した100年前の日本人の精神と少し繋がったような、そんな一瞬でした。
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居心地の良い場所なので、ヴロツワフを訪れた際には、是非足を運んでみてください。