まちのコインの導入がはじまると、スポットを開拓したり、イベントを企画するなど、さまざまな業務が発生します。
今回はそんな日々の業務のうち、月次配布についてお話します。

月次配布とは?

毎月1日、運営団体から各スポットへコインを定期配布することを「月次配布」と呼んでいます。

なぜ月次配布をするのか?

月次配布には2つの目的があります。

ひとつは、たくさんコインが流通しているスポットほど多い額のコインをもらえる、インセンティブの意味。

もうひとつは、スポットのコインが不足することを防ぐために補う意味です。

★スポットのコインが不足するケースとは

大きく以下の2つがあります。

  • 「もらう体験」とチェックインの利用が「あげる体験」の利用より多い

  • コインの有効期限が切れて、所持コインが一度に大量に減る

当然ながら、「あげる体験」の利用が増えれば、コインの収支を常にプラスにできます。また、コインが常に回転していれば、一度に大量に有効期限切れになることも避けられるでしょう。

これまでの運営を通して、スポットのコインの収支は平均するとややマイナスになる傾向があります。「あげる体験」を積極的に利用してもらうことで、コイン不足を避けられるのでスポットのみなさんに意識してもらうと良いでしょう。

どのくらい配布したらよいの?

管理画面から、毎月1スポットあたり平均何コイン配布するか、を指定することができます。ここで設定した額×スポット数が実際に運営団体から各スポットに毎月配布される総額になります。

運営団体の持っているコインは、ユーザーへの新規登録時のボーナスや、レベルアップ、チャレンジ達成時などのインセンティブにも使われています。
月次配布をした結果、運営団体のコインが減り過ぎてしまうと、これらの配布ができなくなり、地域のコインの流通がストップしてしまいます。おおよそ運営団体で全体の20%程度のコインは確保しておくことをおすすめします。その前提で配布量を設定しましょう。

その結果、どうしても不足が起きるスポットがでた場合は、個別対応でコインの配布を検討してください。

また、運営団体の所持コインが足りなくなりそうだと分かった場合は、運営(カヤック)までお問い合わせください。追加発行をいたします。

ユーザー、スポット、運営団体それぞれの所持コイン数は管理画面のダッシュボード>コインから確認できます。

運営団体・スポット・ユーザーのコインの所持状況

まとめ

  • 月次配布は、スポットへのインセンティブと、コイン不足を防ぐもの

  • 月次配布では足りないスポットがあれば、個別対応を検討しましょう

  • 運営団体の所持コイン数に注意しましょう。不足しそうな場合は、運営(カヤック)までお問い合わせください。

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