【面白体験事例集】自然編
まちのコインの導入後、まず皆さんにやっていただきたいのは体験の作成!ですが、どんな体験をつくったらいいのか?体験名や詳細内容の書き方は?など、悩まれる方も多いと思います。
今回は「自然編」です。に関する各地の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①ちょっとした運動で自然に触れる体験
⑴地域に対して開放的になってもらう
ユーザーに運動を通して実際に季節や自然に触れてもらい「地域」についてより知ってもらうことができます。
またスポットスタッフと一緒に運動をしてもらうことで、ユーザーがより地域の人に対して開放的なコミュニケーションができるようになり、体験やイベントのコミット率も向上します。体験をただ利用してもらおうということだけでなく、体験を利用してもらうためのきっかけを作ろうと意識を変えてみることも大事なことかもしれませんね。
(2)いつもと違う景色を楽しんでもらう
ユーザーに自転車のシャアサービスを利用してもらうことで、いつもと違う景色を楽しんでもらう体験です。
時間を有効活用してもらうことで普段通らない道を進んだり、徒歩では感じられない景色や風を味わえたり、たった1時間でも五感が刺激される面白い体験ですよね。CO2削減の観点からも、排気ガスを意識して自転車利用を促す体験を既に作成しているスポットもあります。そうしたスポットと連携して体験作成すると、ツアーのようにユーザーにより利用してもらえるかもしれませんね。
(3)ユーザー視点での新しい発見
ユーザーにスポットまでの経路案内を写真で共有してもらうことで、実際にどのような場所から、どの道で、どうやって辿りつくのか「ユーザー視点」を知ることができます。
スポットスタッフにとっては、いつも日常で利用する当たり前の経路であっても、新規や常連にとってはどのような経路なのか情報を得ることで、来場客数や体験利用数を増やすためのマーケティング分析に活かせますよね。
②新しい視え方になる体験
ユーザーに生活で感じた「季節の発見」を教えてもらう体験です。
体感や五感、何かの出来事で感じた心に留めていることを、わざわざ言語化することは、難しいかもしれません。しかし、同時に「アウトプットすること」「表現すること」の楽しみも得ることができます。ユーザーにとって地域の視え方が当たり前の姿になってしまった際は、こうした「表現する」楽しい体験を通して地域の新しい視え方に触れてもらい、より活動的になってもらいましょう。
③ちょっとしたお礼でリピート率が上がる体験
ユーザーがあまり活動的にならない日だとしても、天候に左右されずに利用をしてくれた方にお礼の気持ちでコインを付与する体験です。
体験利用のための来店ではなかったとしても、来店までの道のりが困難だった、少し不便だったと感じた人にとっては、お礼をされることはやっぱり嬉しいですよね。少しずつでも好感を持ってもらうことで、リピート利用の効果にもつながるでしょう。
④景色を堪能する体験
(1)山
地域の自然や名産物を堪能してくれたユーザーに対して、コインが付与されるお得でうれしい体験です。
自然×食べ物×SNSシェアなど、ユーザーが1日の楽しみ方を想像できるような一気通貫ツアー型の体験を作成してみることも、新規のユーザーや観光目的のユーザー獲得にも繋がるかもしれません。
(2)海
ユーザーが地域の自然と関わりを持つ取り組み・活動に対して、コインを付与する体験です。
こちらの体験のような趣味を共有する内容で、同じ目的や趣味をもつ人とのつながりが生まれ新しいコミュニティ作りにもつながります。常連やファンだけでなく、一緒に地域を盛り上げられるような仲間作りもできそうですね。
⑤自然や環境問題を自分ゴトにする体験
ユーザーにとってただ見て楽しむだけの自然ではなく、自らの手で自然の一部を作ったり、守ったりと地域の地産地消を通して自分ゴトにしてもらう体験です。
丁寧な暮らしから日々の生活が豊かになったり、SDGsや環境問題にも関心が持てるようになったりと、ユーザーが地域の自然と深く関わりを持てる面白いきっかけを体験で作成することも良いかもしれませんね。
⑥自然の中での遊び体験
ユーザーが自然の中でできる遊び体験です。
体験を通して、我々は自然の中で生かされているのだなという共存共栄の精神や、自然との一体感を感じることができます。色んな五感を感じられるような体感を意識する遊び体験も考えてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
この記事が、体験を作られる誰かのヒントになっていただけたら嬉しいです!