【面白体験事例集】こども編
まちのコインの導入後、まず皆さんにやっていただきたいのは体験の作成!ですが、どんな体験をつくったらいいのか?体験名や詳細内容の書き方は?など、悩まれる方も多いと思います。
今回は、「こども」に関する各地の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①お子さんへのごほうび体験
注射の痛みを我慢したこども達に向けて「よく我慢したね」とごほうびをあげる体験です。何かを我慢した時に、誰かに「偉いよ」「よく頑張ったよ」と言ってもらいたい、何かご褒美をもらいたいと思うのは、こどもも大人も同じだと思います。
お子さんへのごほうび体験を作ってみてはいかがでしょうか。
②居場所を作る体験
色んな心の事情を抱え頼りのない子ども達に向けて、気軽に相談ができる居場所を作る体験です。
子どもに限らず大人にとっても、家以外で自分がありのままの素でいられる環境や人との出会いはなかなかないですよね。
このように、どんな人も同じ立場で、無理のない自分でいられる居場所づくりを体験で作ることもできます。
③アイデア募集
アイデアを出してもらい、ユーザーと一緒に空間を作ることで、スポットをより自分ごと化してもらえるようになります。
④時間の有効活用体験
料理が運ばれてくるまでの待ち時間を退屈しないように、折り紙をプレゼントする体験です。
飲食店に限らずどんなスポットでも、ただ待機するだけの時間を有意義に過ごしてもらうために、ちょっとした遊び体験を作って時間を工夫してみるのも良いかもしれませんね。
⑤リピート・ファンを増やす体験
ユーザーが何度も利用したくなるようなリピート・ファンを作る体験です。通常1回では終わらない体験を"コインでお試し1回体験"することで、ユーザーに利用するきっかけを促し、もう1回、あともう1回と結果的に売上促にもつながります。またスタッフとコミュニケーションをとる体験を作成することで、ユーザーにとってスポットが「人」でつながりを持つ場所となり、ファン化やリピート向上の効果があるでしょう。
⑥半学半教体験
こ学習支援を目的に作られておりますが、あらゆる世代が交流できる共有スペースなので大人もこどもも学び合い、教え合うことができます。共有スペースを利用した学習体験や遊び体験などは、短時間・少人数であっても半学半教の濃い時間を過ごせるので、ボリューミーな内容になりますね。
⑦スキルをレクチャーする体験
知っていたらおトクな知識や専門家に聞かないと知り得ないような内容をユーザーに教える体験です。スポットの運用内容に問わず、持っている雑学を誰かのために共有するスキルレクチャー講座など需要を意識した体験作成もオススメです。
⑧きっかけ作りの体験
コロナ禍で帰省も難しく、交流がより薄くなってしまった中で、孫とおじいちゃんおばあちゃんを会わせる理由をつくる、何かのきっかけづくりとしてユーザーに体験を利用してもらえます。
例えば、ユーザーが本当は〇〇に興味があった、本当は〇〇と来店したい、と真意ではやりたくても実行に移せていない体験を、スポット側で「お得な体験」として作成してあげることで、実行に移すきっかけになるのではないでしょうか。
⑨もったいないものレスキュー体験
短期間で使用しなくなったもったいないものを引き取り、利用する方の元へ渡す体験です。
SDGsの12項目にある「つくる責任、つかう責任」に該当するような体験では、短期間で使わなくなるもの以外にも、期限が近いが量を消費できないもの、長い間使われないまま家に放置されていたものなど、意外に日常生活でももったいないものは溢れていると思います!
再利用しよう、誰かの手に渡そうなどレスキューする気持ちでものと向き合うと体験は作れるかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ、体験作成のヒントにしていただければと思います!