見出し画像

外国人が理解しづらい「さん」とか「ちゃん」とかの、愛くるしさについてのはなし

夫が働く会社のブラジル人たちの中で、名前の後ろに「さま」を付けるという、プチブームが起こった。たぶん、何か分かんないけど直感的におもろい、ってやつ。

もちろん、英語だとMr.とか、スペイン語ならばSeñorだとか、日本語以外の言語にも敬称はあるけど、ふだん生活していて使うことって、ほぼない。日本の場合は、親しい間柄でも「さん」とか「ちゃん」とか、使うけど。

で、少し話はそれますが。海外ドラマとかでよく聞くやつ。
恋人を「ハニー」とか、「スウィーティ」とか呼ぶの。なんか、すごいなと思ってた。あと、友だちを「バディ」とか。

なんか、いいよね。日常使いしている人たちは、特に気にしてないかもしれないけど、愛があるような感じが、いいよね?

ほんで、ですね。

日本語の「さん」とか「くん」とか「ちゃん」って、これに匹敵するんじゃないか?と思い至ったのです。唐突に。

たとえば「さち」という人のあだ名「さっちゃん」。「さち」という名前を、かわいらしく包んでくれている「ちゃん」の存在感。
「まーくん」だってそう。「まさき」か「まさる」か、わかんないけど、名前をさらにその人たらしめる「くん」の存在。

あと、関西人って、何にでも「さん」とか「ちゃん」をつけちゃう傾向があると思うんですが、わたしの親戚だけ?

例えば、お医者さん。いや、この「さん」じゃなくて。
「山田内科」って内科は、「山田さん」。
→ (例)「あんた、風邪ちゃう?山田さん行ってきたら」
山田内科がいかに身近な存在であるか、「さん」つけるだけでわかる。

ほかにも、ご近所の「川下さんのおじちゃん」。親戚の「かずちゃんおばちゃん」。

なんか、この感じが、すごい好きだ。


ちなみに最近のわが家では、あるものに「さん」をつけて、尊さと愛情を表現している。もはや、彼(彼女?)なしで、異国の地で生活することは出来ない。

それは、

「ビオフェルミンさん」

画像1

まさか、知らない人がいるだろうか…ビオフェルミン製薬さん(大正製薬HDG)の、整腸薬だ。正式名称は、新ビオフェルミンS錠。

絶望的に胃腸系が弱いわたしと、食への好奇心がものごっつくて食中毒になりやすい夫の、支え。旅行先にも絶対、持っていく。忘れたら不安になる。なんかちょっとお腹いたいかもって時は、「ビオフェルミンさん飲んどこ」。もはや、お守り。わたしたちが大好きな町、神戸の会社ってことにも、勝手に運命感じてる。

ビオフェルミンさん愛がすごくて話がそれたけど、
ただ、「さん」とか「ちゃん」とかが、すごく好きというだけのはなし。ありがとうございました。

今日もビオフェルミンさん飲んどこ。

そのお心遣い、大変うれしいです。でも、そのお金は、あなたやあなたの大事な人がご機嫌になるものに使ってください。ビールとかお菓子とか。わかんないけどなんでも。