【マシンナーズ】機甲部隊発進#3
こんにちは。ギンノです。
#1でマシンナーズの基本を、#2ではマシンナーズに組み合わせる相性の良いテーマとエクストラデッキ、そして展開に寄せたマシンナーズのデッキレシピまでご紹介致しました。
今回は一変、罠型の構築を紹介しようと思います。
マシンナーズは基礎ステータスが高く、特殊召喚が容易な為に罠カードと相性が良いのです。
1.マシンナーズと罠
マシンナーズはストラクRとその後のレギュラーパックにて、沢山の新規カードを貰っています。
その中でも特に《超臨界》が展開を止めても次のターンに妨害を残せるカードとして質が高く、無理な展開をしなくてもマシンナーズとしての実力は発揮出来ます。
元々マシンナーズ宜しく機械族単体では妨害の質に不安があるので、そこをカバーするために汎用的な罠を使う事も出来ます。
ではそんなマシンナーズと相性の良い罠カードを見ていきましょう。
①《スキルドレイン》
10年以上前からシンプルに打点の高いモンスターと良く合わされる永続罠です。
もちろんマシンナーズ・コマンド登場時から仲の良いカードですね。
1,000ライフ払えば永続的にフィールドのモンスターの効果を無効にし続けます。
墓地効果は問題無く使えるので、《フォートレス》の戦闘破壊時の効果も使えます。
但し、現代では除去カードの種類も豊富になっていること、《カーネル》の効果は使えないと言うことには十分に注意しなければなりません。
《スキドレ》ありきで勝てるように構築するのは避けた方が良いと思います。
②《激流葬》
こちらも古株の罠カード。初登場はなんと2001年!
元々マシンナーズは特に破壊しても何も起きませんでしたが、《ルインフォース》や《カーネル》の存在が場のマシンナーズを破壊する事に意味を持たせました。
特に《激流葬》後に出てくる《カーネル》は本当に頼もしい!
それだけで《激流葬》を2枚使えるようなものなので、かなり相性は良いと思います。
③《神の○告》罠カード
こちらも割と古株の罠カード。
召喚・特殊召喚に加え、追加でモンスター効果や魔法罠を止める効果を持っています。
マシンナーズは純粋な妨害は《カーネル》の擬似ライトニングボルテックスのみで、何か相手の効果を止める為の妨害は全く持ち合わせていません。
効果破壊に頼り切りなので、高打点のモンスターや破壊に耐性のあるモンスターを出されると途端にデュエルが厳しくなってしまいます。
神系のカードでそもそも召喚させなければ、かなりデュエルが楽になるでしょう。
④《台貫計量》
フォトン・ハイパーノヴァで追加された新汎用カード。
相手の場のモンスターが多い時、1体になるように墓地に強制的に送らせる効果を持っています。
罠型にするとマシンナーズも盤面に沢山モンスターを置かないので、発動機会が増えます。
特に《カーネル》を使った後に更に展開するようであれば、更にこのカードで展開を刺せるのが強いですね。
⑤《威迫鉱石-サモナイト》
こちらもフォトン・ハイパーノヴァで追加された罠カード。
自分の墓地のモンスターを3体選び、その中から更に1体を選びます。その後、そのモンスターを蘇生するかそのモンスター以外の2体を蘇生するかを相手に選択させます。
マシンナーズは召喚・特殊召喚に反応する効果が多い為、サモナイトで選ぶモンスターとして最適です。
《カーネル》も蘇生出来る為、何を蘇生しても相手は辛いこと間違いなしです。
⑥《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト》
場にある限り全てのモンスターを機械族に変更する効果、相手は500攻撃力がダウンし自分は攻撃力が500アップする効果、墓地にある場合に除外し手札を1枚捨て、デッキから機械族・地属性モンスターを手札に加える3つの効果を持ちます。
種族変更と打点上昇の2つを持ち、他のカードとのコンボ性が高いです。
《カーネル》の破壊出来る範囲が広がったり、《群雄割拠》で機械族にフィールドを固定出来たりします。
2.罠型マシンナーズのレシピ
上で紹介した罠カードを採用した、【罠型マシンナーズ】です。
前回紹介した展開型と比べると、かなり罠の比率が増えているかなと思います。
展開型と比べるとマシンナーズの比率としては、《エアレイダー》と《アンクラスペア》の枚数が増えています。
なるべくコンパクトな展開で《カーネル》にアクセスすることを意識しましょう。
ex)罠型で使い易いコンパクトな展開例
《アンクラスペア》+《超臨界》
・《アンクラA》召喚②効果《カーネル》埋葬
・《超臨界》セット
ー相手のターンー
・《超臨界》発動①効果対象《アンクラA》、《エアレイダー》リクルート《アンクラA》破壊
・《エアレイダー》対象自身、《アンクラB》リクルート《エアレイダー》破壊
・チェーン1《カーネル》、チェーン2《アンクラB》
→《アンクラ》②効果《ルインフォース》埋葬
→《カーネル》蘇生
盤面:《カーネル》《アンクラB》
墓地:《ルイン》《アンクラA》《エアレイダー》
このルートであれば《増殖するG》にかなり強く、相手のターンに動くので《無限泡影》や《エフェクト・ヴェーラー》にもある程度強くなります。
更に墓地のマシンナーズモンスターの数を増やせるので、ターンが帰ってくれば《ルインフォース》を蘇生して攻めに転じる事も出来ます。
また展開型と違う点として、《強欲で金萬な壺》を採用しています。
罠型は罠カード1枚1枚の価値が非常に高く、ドローソースの価値が高くなります。
2ドローはエクストラデッキを使用しないデッキであれば純粋に《強欲な壺》と言える効果になるので、流石に《灰流うらら》を使われやすいと思います。
《灰流うらら》が《強金》に使われれば《再編成》が通り易くなると言うメリットもあるので、積極的にエクストラデッキを使用しないのであればかなり強いカードだと思います。
エクストラデッキの中身はかなり適当なので、好みに合わせて調整してください。
《クリフォート・ゲニウス》は自分の魔法罠も効かないので、《超臨界》や《激流葬》が使いやすく場持ちが良い為、個人的には1番おすすめです。
最後に
いかがだったでしょうか。
3回に渡り私が4年間使ったマシンナーズを纏めてみました。
マシンナーズは癖が無く、単体で優秀なモンスターが多い為に沢山のカードと組み合わせて遊ぶ事が出来ます。
今後も遊戯王は沢山の新しいカードを私たちに届けてくれる事でしょう。
その度に私は再びマシンナーズと向き合い、常にアップデートを続けて行くでしょう。
また相性の良いカードが出た際にはnoteに記して行こうかなと思います。