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子どもにYoutubeを見せ続けてるが、今のところメリットばかり

Youtubeって子どもに見せ続けて大丈夫なんだろうか?

そう思ったことのある親は多いだろうし、実際にYoutubeを見せすぎないように気を付けている人が大多数だと思う。


私も気を付けてた。

緊急事態宣言で息子が保育園に通えなくなるまでは。

2020年4月に緊急事態宣言が出て、当時2歳後半だった息子は保育園に通うことができなくなった。

仕方がないとはいえ、シンプルに困った。

この時の私は、在宅勤務のフルタイム+妊娠7か月であり、夫は在宅勤務が最初のうちはできなかった。妊娠中で体調不良の中、在宅で仕事をしながら、当時2歳の子の面倒を見ることが私には難しかった。


そこでお世話になったのは、Youtubeだった。

息子は大好きな電車の動画が見られることに歓喜し、貪る様に見ていた。1日6~7時間くらい見ていたのではないかと思う。

電車、Babybus、あんぱんまんの人形の動画・・・とにかく色々見た(親が見る動画をチェックして、変なものは見せないようには気を付けた)

朝、誰もいない公園でサッカーなどもしたし、粘土やハサミなどの遊びもしたけれど、7~8か月のお腹を抱えながら2歳と遊ぶことがすごく大変だった。すごくイライラしていたし、息子に些細なことで怒ってしまって自己嫌悪したりもした。

この時の私を助けてくれたのはYoutubeであり、Google様に足を向けて寝れない。

息子にYoutubeを見せ続けて、息子に起こった変化と今現在思うことを書いていく。


Youtubeを見せる時に気を付けていたこと

私たち夫婦が子どもにYoutubeを見せる時に気を付けていることが少しある


①夕飯の後は見ない

目が覚醒して、夜眠るのが遅くなるので、大抵夕飯の後は見せないようにしていた。


②Fire Stickを通して、テレビで見る(notタブレットやスマホ)

視力低下を少しでも食い止めるため、小さい画面では見せない


③自分で見たい動画を選択させる

自分の好きなものを明確化させること。息子の場合は電車だったので、そこを中心にしたが、Youtubeは色んな動画をおすすめしてくる・・・そのおすすめから更に選んでいくというのを繰り返していた。

息子は「あれ」とか「これ」とか言うので、最初のころは「どれがいいか指で示しなさい」と言って選ばせた。のちに「上、下、となり」と自分が見たい動画の位置を口頭で示すようになった。


④親がリモコンで操作して動画を選ぶ

→ アレクサに「◎◎検索して」と言えばきっとすぐに出てくるのだが、絶対にFire stickとアレクサと繋がることを悟らせないために、Youtubeはリモコンでしか操作できないと思わせた。なぜなら、Youtubeは悪意ある動画”エルサゲート”というものが存在するらしい。

アレクサで子どもが自由に動画にアクセスできる環境になれば、子どもにトラウマを与える動画を見かねないので、親が必ず見ている動画をチェックできるように「テレビ+リモコン」で操作した。


⑤なるべく親も話しかける

動画を見て会話をするというのは、こどもちゃれんじのDVDと変わらない行為だと思うので、なるべくやっていた。仕事しながらだったら、常にできたとは言えないけど。。



2歳後半の子がYoutubeを見続けたことによる変化


①語彙・意思表示が明らかに増えてきた

大好きな電車や新幹線の運転、色々な踏切、様々なプラレールを箱から出す動画・・・があることを知り、単語がすごく増えた。「これが見たい」「これが好き」という意思表示もかなりしっかりと伝えてくるようになった。

Baby busシリーズからは、色んな職業があったり、地震が来たら机の下に隠れるというようなことを動画で学んでいった。


②言語の存在に気付いた

そして日本語以外にも言語があるということを理解した。Babybusの英語・フランス語・スペイン語・中国語・・・などを見ていて、自分で発見した。「ママ、日本語にして!」というようになった。電車に動物が乗って、英単語を言ってくる動画では、かなり動物の英単語も覚えていたと思う。


③ピークを過ぎたら、Youtube時間は減った

前述したとおり、ピーク時は6~7時間くらい見ていたと思うが、それ以降は徐々に視聴時間は減ってきた。恐らくコップのようなものかな、と思った。「Youtube見たい」という欲のコップが満たされた(=飽きてきた)ので、以前ほど見ていたいと思わなくなったのかと考えている。

Youtubeを見ていたと思ったら、突然「粘土やる~」と言い出したりする。(Youtubeを見なくなったら、私が妊娠後期だったので、それはそれでお相手が大変でした・・・)


緊急事態宣言が明けて、保育園に行ったら、Youtube減るかな?と思っていた。確かに保育園に行っている間は物理的にYoutubeを見ることはないが、保育園に行く前と帰宅後は普通に見ている。1日30分~2時間くらいで、日によってその時間はマチマチ。

親として、視聴に制限はかけていない(唯一、夕飯の後には見せないくらい)見たい時に、見たいだけ見せている。



幼少期の子にYoutubeを見続けさせてるが、今のところメリットばかり

上述した通り、Youtubeを見せて息子に起こった変化はメリットしかなかった。デメリットは出ていないと夫婦で共通の認識を持っている。あるとすれば、視力の低下だと思うが、症状としては出ていないのでまだわからない。

”子どもの好きなこと”を応援したり、”学習”の意味でYoutubeと触れ合うのは私もすごく良いことだと思っている。

コロナで外出が抑制される今、Youtubeで見る電車の動画は息子にとってはオアシスだ。

各路線のホームドアが延々と流れる動画や、満員電車に押し込まれる動画・・・こんなマニアックなもの、Youtubeじゃないと見れないでしょ。

育休中の今は、以前のように見せっぱなしではなくて、親も一緒に見て会話しながら楽しみたいなと思っている。


「子ども Youtube 見過ぎ」で検索して不安になった時に私を勇気づけてくださったのは、下記2つの記事だ。体験談だったので、すごく参考にさせてもらった。

それにテクノロジーが進化していくこれからの世の中、Youtubeは子どもの新たな遊びの一つ。家族で決めたルールを守って視聴することが上手に付き合っていく鍵だと思う。



余談。

Youtube Premiumに課金したら、煩わしいCMが一切無くなり、驚くほど快適になったw


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