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別府リトリートα/骨太な生き方を選んでいく
QUANTAさんの別府リトリートでは、スペシャルなお土産として星読み係・ヒーラーのyujiさんによる選書がありました。
(リトリートビフォーアフターの話はこちら。前編、後編)
オリエンテーションの会場に入った瞬間、最前列のテーブルに並べてあるあの紙袋の厚みはなんだ?となりまして。
選書のプレゼントだと発表された瞬間は、会場全体の温度が5度くらい上がったのでした。
yujiさん、すこぶるお忙しい中ありがとうございました!
わたしにやってきた本は
田端信太郎さんの『自分を探すな 世界を見ろ』
開けた瞬間タイトルを見て
「はいはい。はいはいはいはいはい。
えぇ。わかってますよ、
もう籠もってるのは終わりですよね。
やるしかないんですよね」
と、苦笑いしてすぐ袋に戻しました。
しかし思い出したのです。
このリトリートでは禁句がございました。
「わかってます。知ってます。」
ちょっとこころが黙りました。
ちなみに別府までの道中読んでいたのは
南海キャンディーズ 山里亮太さんの『天才は、あきらめた』でした。
羽田から大分空港に向かう飛行機の中で読み終わり、他の本を買おうと思っていたところ、時間がなくて本を買えずにホテルに辿り着いたら、次に読む本は決まっていた、というオチでした。
この2冊の流れが、いやぁ、絶妙によかった。
ネタバレしそうなので、本をこれから読みたい人はここから先はやめておいた方が良いかもです。
山里さんの本のグッときたポイントは
じぶんが天才であることの証明と、お笑いの楽しさと、その狭間で葛藤する姿をひたすら赤裸々に綴っているところでした。
天才性を信じながらも、実践でうまくいかない姿が描かれています。
読んでいるだけで、苦しかったなぁ。
山里さんは、とにかく性格がひねくれている。
でも負けないくらい、わたしもひねくれています。
うまくいってる人を妬んだり、嫌な言葉をかけてきた人に「徹底的にやったるわい!あぁん?」とガルガルしたり。
たくさんしてきたし、今もそういうところがある。
人のせいにしまくって、でもなんとかじぶんを諦めずにいたいから、いろんなところへ出かけていって「答えください!(なるはやで) 」となっていたように思います。
恥ずかしいね。
でも、わたしはわたしにとっても一生懸命でした。
うむ。
最大のネタバレになってしまうけれど、山里さんがうまくいきはじめたのは「じぶんの天才性は思ってなかったところにあって、それはじぶんが思い描いていた形と違うけれど、それを受け取って、自覚して、活かすように全力を注いだ」からでした。(と、わたしは感じました)
今回のリトリート、沖縄から別府への繋がり、本の繋がりなど、一連の流れやタイミング、その人のペースの大事さというのをひしひしと体感しました。
段階を踏むこと。
安心で、安全なペースで進むこと。
そしてそれは人それぞれであること。
今回のリトリートでのわたしへのアドバイス?は、「もうわかってんだから、やりなさいよ。覚悟を決めればいいのよ。」でした。
そしてそれはわたしがなりたかったかたちとは少し違うような気もしたけど、それもまたおもしろいかもしれないなーと思ったのでした。
ま、やってみますか。
QUANTAのみなさま、ご一緒したみなさま、改めてありがとうございました。
(編集後記)
リトリートから帰ってきて一週間後くらいに書いたはずなのに、なぜか下書きに入れたままでした。約1年半後の公開です。
渡された本を読むのに、また良いタイミングが来ている気がする。
ってか、田端さんの本の内容書いてないね。すみません。笑
気になった人は読めばよろしい!
このnoteを最後まで読んでくれた人は、読むんだ!
じぶんを使っていく話だよ!勇気づけられるよー!