メダカの飼い方

備忘録という意味もあるが、実際に私がメダカを5年ほど飼っていた経験を活かして。私だって役に立つ記事を書きたいのだ。

メダカを用意する

まずはメダカを用意してください。私はペットショップでヒメダカ(50円くらい)とクロメダカ(70円くらい)を3匹ずつ、計6匹購入した。その際、おそらく雌雄の選別はできないので注意。親切な店員さんならやってくれるかも。購入したら気をつけてお持ち帰りください。

水槽を用意する(1)

私は初心者キットのようなものを3000円くらいで購入したが、まぁ何でもいい。金魚鉢でもガラスの器でもいい。インテリアとか数量に合わせて選べばいいと思います。初心者キットじゃなくても大丈夫。

水槽を用意する(2)

ペットショップはおそらく水槽の水を入れてくれるはずなので、不安ならそれをそのまま移し替えるといいだろう。うちは確か環境を新しくして、そうしたら6匹が瞬く間に4匹になってしまった。そのときに生き残った子は数年生きていましたがね。

水槽を用意する(3)

非常に重要なものが4つ。カルキ抜きと、水草と、酸素が出る石と、予備の容器(水換えのときに一時的にメダカを入れるもの)。水道水を入れて、そこにメダカを放り込んではなりません。水を入れたら、温度を測ること。うちの子たちは22℃くらいで暮らしていたはず。適宜お湯を入れるなどして温度を調節してください。ちゃんとかき混ぜるようにね。

水温を上げたり下げたりしたら、カルキ抜きを行うこと。ハイポ(透明の永細い錠剤みたいなやつで、70円とかで売っている)を数粒入れてもいいが、うちはテトラという会社の「メダカの水つくり」を愛用していましたね。それを、水量に合わせて入れる。適切な分量については容器に書いてあるのでそれを参照してください。

ちなみに水草(カボンバとかアナカリス)を購入してきたときも、水洗いしてカルキを抜きます。一応ね。実験できないので、危険因子は取り除いた方がいいでしょう。

初心者用キットだと、エアーポンプとか電気的な設備(水槽を照らす役割なのかしら。知らんけど)がついてくるのだけど、うちはできるだけお金をかけずに楽しむことをモットーにしていたので、一度も使いませんでした。

掃除(1)

水換えはそんなに頻繁にやらなくてもいいらしいのだけど、うちは三日に一度くらいはやった。外見もそうだが、魚を飼うと匂いが出るのだ。慣れるまではなかなかのものがある。メダカにとってもきれいな方がいい…とは思うが、生育環境が変わるとストレスになるという説もあるということは注記しておこう。水を換えたら前述したカルキ抜きと温度調節を忘れずに。

掃除(2)

水換えの際にメダカを一時的に入れる容器があるといいですね。というか必要です。手順はこう。まず別容器に水槽の水をある程度入れる。そしたらそこにメダカを移す。そのときにどうやって移すか? うちはスーパーとかにあるプラスティック製のスプーン(中華丼とか買うともらえるやつだ)を折って、一匹ずつすくうという方法を採用した。水槽から一気に流し込むと必ず流失するので、手を抜かないよう。メダカは元気だ。

スプーンですくうのも技術が必要で、私も何度も床にメダカを落として大パニックになった。呼吸ができないから、マジで時間の問題なのだ。というかね、HPをみるとタモとかが推奨されているのではないかな。スプーンなんか使うのうちくらいだと思う。茶こしを使ったこともあったな。でも水槽が四角いんですよ。スプーンがいちばんよかった。まぁとにかく気をつけて。

産卵(1)

運よく雌雄がいて相性がいいと、そのうちメスの腹部にのようなものが発現する。これはです。できれば卵だけを別の水槽に移し替えるといいでしょう。というのもね、食べちゃうんですね。弱肉強食自然の摂理に任せるというのであればそれでもかまわないが。

産卵(2)

卵を別の水槽に移し替えてしばらくすると、黒い点が出てくる。です。それがそのうち体の形になって、孵化するわけだ。うれしいですよ。うちはいきなり10匹くらい誕生した。そうなるとよっぽどの事件がない限り滅亡はしない。10匹すべてオスとかすべてメスということはまずないですからね。血を繋げることの責任がそこから生まれるわけです。

誕生したらしばらくは水を換えない方がいいと思う。赤ちゃんだから、環境を変えずに見守ることが大事だ。汚れを取り除く程度ですかね。ではいつ換えたらいいのか。申し訳ない、これだけは正解にたどり着けなかった。

エサ

書き忘れていたがエサ。きな粉を与えるといいとかいう話もあるが(いいかも知れんが)、うちの子たちはテトラの「キリミン」をいちばん食べた。まぁ、いろいろあげてみるといいと思います。

注意事項

カルキ抜きとか酸素を出す石とかエサとか、実は100均にもあります。が、けっこう怖い。前述したが実験できないのだ。命のことを考えたら、そこはケチらない方がいいと思います。水槽はケチッてもね。

こんな感じでうちのメダカたちは代替わりしながら5年以上生きた。もっとも華やかだったときで200匹いて、水槽は3つあった。生き物がうちにいると落ち着く。なかでもメダカは比較的簡単なので(なつくし)おすすめです。旅行に行きづらいけどね。何かわからないことがあったらご質問ください。

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