MEETUP!~ シブヤの学校、ミライの共育~3月18日笹塚会場
神薗まちこ事務所です。
3月の計3回設定分の「MEETUP!~ シブヤの学校、ミライの共育~」イベントもいよいよラストとなりました。渋谷区から2022年に発表されたミライの学校プロジェクトは、多くの方に知ってほしいトピックスです。20年をかけて、区立小中学校で校舎の建て替えが始まります。
このプロジェクトの話を軸としつつ、3月18日の笹塚イベントは、内藤賢司さん(堀江貴文さんが主宰する実学を学ぶ最新型教育機関、ゼロ高等学院代表)と参加者の皆様と神薗の対話の場として進行させていただきました。
ボーリング部をひとつの学校でつくるのは難しいけれど
学びの場のあり方を考えたとき、学校だけで何かを解決したり何かを取り組むということには限界があります。この日の冒頭に、神薗から「学校を開いていくことが必要ではないかと。どこに開くかというと、地域に開いていくということで活動をしています」との前提をお話しさせていただきました。
さっそく身近な例が。
神薗「ボーリング部ってひとつの学校でつくるのは難しいじゃないですか。なのでオール渋谷でボーリング部をつくって、ここでプロの方に教えてもらいながらっていうことをやっているんです」。
ボーリング部をひとつの学校でつくるのは難しいけれど、学校の壁を越えて、地域と手を結ぶとできることが増えるのです。この取り組みはダンスやeスポーツなどにも広がっており、イベント参加者にとって「地域に開いているからできること」の例を実感した話題となりました。
高校とその周辺はチャレンジしやすいタイミング
渋谷区議会議員のスタートにあたり、神薗にとって内藤さんは教育の在り方を最もディスカッションした相手の1人でもあります。
神薗「内藤さんが高校生と関わっていらっしゃるんで、高校生が社会に出るところのフェーズを多く経験しているので、そういったお話を聞きながら今日のイベントは進めていきたいと思います」。
内藤さん「私たちが大事にしているのは『進学』ということではないんです。人生の中でいちばんチャレンジしやすいタイミングだというとらえかたをしているんです。『ゼロ高等学院』はそのための支援に特化しているので、できることは現在の公教育や学校とは違った点が多々あります」。
これまで意識しなかった角度での学びの話に、イベント参加者も興味津々でした。そして未来の学校を考えるヒントに溢れていたのです。
面白くてワクワクすることを見つけられた瞬間のキラメキ
教育というテーマに熱が入るのは、議員以前の教育会社で学校に向き合ってきた経験が神薗にあるからでもあります。
神薗「子どもたちは可能性のカタマリだと思っていて、自分たちが面白くてワクワクすることを見つけられた瞬間のキラメキが、いろんな大人たちとか場所につながっていっていけばいいなぁということが、未来の学校プロジェクトにもつながっています」。
そのためのアプローチで欠かせないのは?
神薗「選択肢が多くある渋谷で『選ぶ』ことも大切なんですが、みんなで『つくる』ことも考えていきたいと思っているんです」。
渋谷区での神薗の働きかけは4月からも続いていきます。