シブヤまちづくりLAB#7実施報告/インクルーシブな公園から始まるコミュニティづくり

こんにちは、神薗まちこです。
日本初のインクルーシブ公園を作るために奔走した、龍円あいり都議をお招きして、オンラインまちづくりLABを実施しました。
※この記事は、シブヤ

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この「インクルーシブ公園」というのは造語で、龍円議員がつくったものです。
ダウン症のある子どもと遊ぶ公園がないという、当事者としての苦しい体験を元に、設立に至った背景、どうやって実現できたのか、インクルーシブ公園はスペシャルニーズのある子とない子が自然に交わり、遊べる公園であるとともに、住民たちの対話が生まれるコミュニティを形成する公園でもあること等をお話いただきました。

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その後、森田ゆき議員より、渋谷区の状況を伝えてもらいました。恵比寿に7月にできるインクルーシブ公園、現在計画中の笹塚の公園、そして渋谷区の公園全体を魅力化していこうという計画を共有しました。

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ご参加いただいたが方々が、渋谷区民の方はもちろん、
既に実現している豊島区や、宇都宮市・国立市・多摩市・稲城市・茅ヶ崎市など、複数の自治体からのご参加者も。
皆さん、東京都で立ち上がった「インクルーシブ公園」を見て、
ぜひうちの自治体でもやってみたい!と立ち上がった住民の方々でした。
全国で広がっていると龍円都議に話は聞いていましたが、
実際に皆さんとお会いして、お話するとオンラインでも伝わってくる熱量に、私は感動をしました。

「想いが伝播し、世の中が変わろうとしている」
そういう空気に包まれたシブヤまちづくりLABでした。

その中で、一家族から出ていた
「インクルーシブな公園は出来たけども、やっぱり健常の子どもたちが我先にと遊具で激しく遊んでいる所に、障がいのある我が子は入っていけなかった」というお声


後半は、「どういう公園がコミュニティを生み出しやすい公園か?」という問いをテーマに意見を出し合いましたが、そのお声を受けて、
■ちがいを知るための公園ではあるけども、子どもたちは「好きなものは何?」といった共通点を探して仲良くなっていく。だから、距離を近づけるための「共通点を見つけられる」工夫が大事。
■身近にいる地域で、子どもたちも日常的に知っている関係だと、思いやりが自然に生まれる。だからこそ、インクルーシブ公園は近所に必要。
■見守りのシニアの方たちなど、見守りプレーリーダーのような感じで入ってもらえるものいいかも。


といったアイディアが出ました。
それ以外でも、公園自体の工夫について、

■プレーパークはインクルーシブな公園なのかな?遊具はないけど、遊び方は自由だし、プレーパークもインクルーシブだと思う。
■大きな公園だけでなく、小さな公園でも立地や設計の工夫で、子どもが外に走り出にくい公園もある。
■囲いを植物で囲うなどの工夫も。
■蚊が嫌う植物を植えるなどの工夫も出来る。
■自主花壇もいいかも。地域住民が日常的に集える工夫が公園あるといい。

等のアイディアをいただきました。
皆様からいただいたアイディアを私たちは渋谷区で、
龍円都議は東京で、そして各地から来てくださった皆さんはそれぞれの自治体で、活かしてやっていこうということで、終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
録画もアップしますので、ご興味ある方はご視聴ください。

録画はこちらから↓


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渋谷区議会議員・神薗まちこ(かみぞのまちこ)
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