R6年第3回定例会/区長発言をまち+CO視点で見てみよう✨
おはようございます。神薗まちこです。
現在、渋谷区議会では第3回定例会が行われ、決算の審査や条例の審議など進んでいます。
先日の区ニュースにも出ましたが、議会の開始1日目に必ず行われる区長発言に、共に育ち合うまちシブヤを目指すための視点や神薗のコメント(まち+CO視点)をまとめましたので、ぜひご覧ください!
1:防災について
宮城県石巻市と災害時相互応援協定を締結
長野県茅野市など複数自治体との協定に向けた協議を進めている。
▶︎まち+CO視点
・会派からも求めていた「災害時相互応援協定」。いつ首都直下地震はじめ、大きな災害が起きる可能性がある中で、さらに複数自治体と今後協議していくということで期待をしています。
・会派質問でも薬丸議員から防災に関する質問もしました。地震だけでなく、風水害の防災に関してもより強化していくことを質問し、街路樹の点検の強化やハザードマップの情報最新化、無電柱化の推進などについて検討することが答弁されました。
2:予防接種
65歳以上の高齢者対象/10月から、新型コロナワクチン接種を開始。
小児及び高齢者を対象としたインフルエンザワクチン、20価の小児用肺炎球菌ワクチン接種も始まる。全てのワクチンは自己負担なく、接種可能。
3:福祉
ソフト面を中心に活動してきた社会福祉協議会と、福祉施設運営などハード面の事業を行ってきた社会福祉事業団との一体化を目指す。それによって、高齢者・障がい者・子育て支援等の各分野を横断した重層的な事業運営が可能になると考えている。
▶︎まち+CO視点
・区の福祉事業の根幹を担う2法人の統合について、発言がありました。これはかなり大きな動きと捉えています。現状の重なっている事業や役割をしっかりと整理しつつも、働く職員全ての方々が、持続可能にやりがいを持って取り組んでいただけるような一体化をしっかりと目指していただきたいと思います。
また統合することで、これまで以上に充実した事業支援のできる、また働く人たちにとっても魅力的な組織になるよう、働きかけていきます。
4:子育て支援
保育園の空き定員を活用する方策として、東京都「多様な他者との関わりの機械の創出事業」を行うため、補正予算案を上程。
都の補助金を活用し、保護者の就労等の有無にかかわらず保育所等で未就学児を定期的に預かる事業を「ちょこっと通園事業」という名称で実施していきたい。
▶︎まち+CO視点
・待機児童が解消され、それと伴って出てきたのが保育園の空き定員の課題です。また孤立の子育てを解消していくということでも、有用な事業と考えている就労していない家庭の子どもたちも活用できる事業に関しては、これまでも所管する文教委員会や本会議の質問でも取り上げてきました。東京都の補助金(10分の10/区の持ち出しなし)で実施できる補助金を活用した補正予算案が出てきましたので、しっかり議論していきたいと思います。
・薬丸議員の質問にも入れてもらいましたが、特に経営が厳しいという声をもらっている認証保育園等の事業転換(たとえば、ニーズが強くある放課後等デイサービス事業への変更など)を区が全面的に支援するという提案は、かなり前向きに捉えてもらいました。ぜひ今までの枠組みにとらわれず、新しい子育て環境のあり方を区全体で模索していきたいと考えます。
5:スポーツ振興
・第25回夏季デフリンピック大会は、100周年の記念大会として、区内の東京体育館では開閉会式と卓球競技が予定されている。デフリンピックの気運醸成やスポーツボランティアの育成などを推進していきたい。
▶︎まち+CO視点
・渋谷区はパラスポーツの推進を区をあげて行なっています。先日も車椅子ラグビーのパラリンピック優勝に関する祝賀パレードを行いました。デフリンピックに関しても、区全体で盛り上げていけたらと思います。
6:仮設校舎・青山キャンパス
青山キャンパスの開設まで、あと1年を切った。従来の仮設校舎の持つイメージを払拭するとともに「未来の学校は、もう、ここにある」というメッセージのもと、最新のテクノロジーが実現する未来の学びや、ラーニング・コモンズ、様々な屋内競技に対応した運動施設など、その魅力を発信する。
▶︎まち+CO視点
青山キャンパスに関しては、区民の方々にもこれからの渋谷区の教育がどのように変化していくか?ということを体感いただけるように、区ニュースなども活かして、レターを発信しています。ぜひ引き続き、ウォッチ・応援いただければと思っています。
7:神南小学校の建て替え
・公園通り西地区市街地再開発準備組合からの提案を受けて、再開発事業による神南小学校の建て替えを検討してきた
・基本計画がまとまり、概算費用及び費用負担について準備組合より申し出あり
・申し出のあった計画は、小学校建て替え費用の総額が約114億円、そのうちの約80億円は準備組合が負担、約34億円は渋谷区が負担するもの。
・区が複数事業者に委託した鑑定評価によると、容積配分については約52億円、廃道宅地化については約16億円。であり、準備組合から申し出があった負担額が鑑定額を上回っている。次回の定例会で諮っていく。
▶︎まち+CO視点
・この準備組合からの提案に関しては、様々なご意見が出ています。現在、建設費がかなり高騰している中でさらに20年かけて学校や区施設の建て替えが行われます。渋谷区の持つ資産を活かし、区の負担を減らすことは結果的には区民全体のQOLにつながってくと考えます。
そういった観点から見ると、この提案を受けて神南小学校の建て替えを検討するのは妥当と感じます。引き続き、区からの報告等を確認していきたいと思います。
8:施設利用料の見直し
・平成9年度から改訂をしていなかったが、人件費や光熱費の高騰や2度にわたる消費税率の改定など、社会環境の変化あり。
・適正な受益者負担となるように、統一的な算定基準を策定していく。
▶︎まち+CO視点
・これまでずっと据え置きだった施設利用料ですが、光熱費の負担などもかなり予算額が上がっている現状があります。適正な価格での受益者負担をすすめるのは致し方ないと考えます。自民党の質問でもありましたが、これまで利用していたボランティア団体などが継続的に利用できるような配慮、子どもたちが運動や遊びとして活かせる施設活用に関しては無料でしっかりやっていただくなどは検討いただきたいと考えています。
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