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OREOパラダイス、アメリカ!

私は、日本にいる頃から「期間限定商品」と「新商品」の言葉に弱く、我ながら、売り手の狙い通りだなぁ、と思いつつも商品を購入してしまいます。とにかく試してみないことには気が済まない。日本だろうとアメリカだろうと、相変わらず同じことを繰り返している商品のひとつが、キットカット。日本では、ワサビはもちろん、野菜ジュース、スポーツドリンクなんていうのもあったなぁ。でも、このキットカット、日本からのお土産としては重宝しますよ。安くて軽くて、話題性は抜群。

さて、アメリカでも「Limitted edition(期間限定)」や「New flavor(新商品)」の路線で攻めているな、と私がつくづく感心するのは、KitKat、Pringles、M&M's、そしてOREOです。うちの旦那さんは、食べ物に関して私と真逆で、かなりの慎重派。おまけに好き嫌いがやたらと多く、頭で「これは嫌い」と思ったものは、トライすることさえも拒絶する頑固者。よって、期間限定の一言に惹かれて購入した商品のほとんどは、結局、私がひとりで消費することになります。と、分かっていても、買わずにはいられないのが私。

さて、本題のOREOです。記事タイトル上の写真は、私が週1ペースで食料品を調達するスーパーマーケットのOREOコーナーです。もちろん常設。いくらスーパー自体が広いといっても、これだけのスペースをOREOが占領しているのです。期間限定商品、OREO Thins(クッキーが薄いタイプ)、最近ではグルテンフリーOREOまであります。これまでに試した期間限定OREOは、ミント、カフェラテ、ティラミス、アップルパイ…他に何があったかなぁ。ネットで少し調べてみると、過去にはスイカ、綿菓子などの仰天商品あったようです。先週は、ハロウィン仕様のOREOが期間限定中で、どういうことだろう、と思ってよく見てみたら、クッキーのデザインがカボチャでクリームがオレンジ色とのこと。商品について興味がある場合は、是非、OREO公式ホームページでチェックしてみてくださいませ。

そうそう、OREOですが、なんでも半数の人が、食べるときにクッキーを2枚に分けて食べるそうです。そういえば、私もやっている気がするな。特に理由はないけれど(笑)。「自分はOREO派ではない!」と主張するうちの旦那さん曰く、2枚に分けたクッキーの、クリームがついた方同士を再びくっつけて、クリームを2倍にするのが、子供の頃のお決まりだったそう。「Double Stuf」という立派な名前までついています。最近では、最初から全てが「Double Stuf」になっているパッケージまで売っています。“アメリカ人の常識”ということなのでしょうかね。そして、さらにクリーム増量の「Mega Stuf」まであるところが、アメリカっぽい(笑)。「Mega Stuf」を2枚に分けたら、超Mega Stuffもできるなぁ、なんて思っていたら、見つけてしまいました「The Most Stuf」。写真で見る限り、クッキーの5倍くらいの、これでもか!という量のクリームが挟まっている、過去の限定商品です。恐るべしアメリカ。。。

ここまでOREOのことを書いておきながら白状しますが、私は「I love OREO♥」というわけでもありません(笑)。贅沢な話ですが、クッキーは、“焼きたて”に慣れてしまっていまして… 自分で買うのなら、ヨーロッパ産のスパイスが効いたりしている、ちょっとおしゃれなクッキーがいいかなぁ、なんて。でも、そんな私も、OREOシェイクは別物です。あれはうまい!アメリカのOREO人気故のことだとは思いますが、ファーストフードではOREOシェイクが通常メニューにあるし、マクドナルドには、OREOのマックフルーリーがあります。そのカロリーの高さに、罪悪感がもれなくついてくることが分かっていても、時として、どーしても欲しくなる、悪魔のささやきなのです。

シェイクの他にも、ミニOREOがそのままマフィンやケーキにトッピングされていたり、OREOを利用したレシピがインターネット上にあふれていたり、アメリカでのOREO人気は、本当にたいしたものです。そういえば、昨年のハロウィン時期、ミシガン在住で、2人のお嬢さんがいる日本人のお友達家族に、OREOを使ったクモ作りを、おうちアクティビティとして提案したっけ。OREOのクッキーの間に、ポッキーのような棒状のお菓子を挟んで足にするだけです。手芸屋さんで購入した食べられる目玉と、旦那さんに英語で作ってもらった“作り方”と共に送りました。ちなみに“作り方”のその①は、「お店でOREOを買う」です。作ったよ報告で送られてきた写真がこちら。

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期間限定やクリーム増量OREO。お菓子のトッピングやお菓子の材料としても重宝されるOREO。シェイクやアイスクリームにもステップアップするOREO。まさに、アメリカはOREOパラダイス。アメリカ代表として、日本へのお土産にもいいかもしれません。それには小袋が欲しいところですね。ないんだよなぁ、そういうの。そういうところが、またアメリカ。

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