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定番の食べ物コンビ
今日は、アメリカに存在する、定番の食べ物コンビを紹介!食べ物コンビ、といっても、食べ合わせ、ともちょっとちがい、「コレを食べるならアレが欲しい」のようなもので、まぁ、仲の良い“お友達”といったところでしょうか。
まず最初に思いつくのが、クッキーと牛乳。Dunk cookies(クッキーをダンクする)という言い方をして、その通り、牛乳の入ったコップに、クッキーをがっつりと浸して食べます。クッキーの味が牛乳に浸されることによって、まろやかになるとかならないとか… 私もやってみたことがありますが、ハマるというほどではありませんでしたね。むしろ、せっかくのクッキーがべちゃべちゃになってしまうのではないか、という心配が先立ってしまっていまして… クリスマスイブの夜には、子供は、プレゼントを持ってきてくれるサンタさんに、テーブルの上にクッキーと牛乳を置いておくものです。ありがとう&おつかれさまの気持ち、ということなのでしょうが、私としては、牛乳を常温で放置することのほうが気になってしまいまして…
クッキーと牛乳に似たコンビが、ドーナッツとコーヒーです。そう、「Dunkin’ Doughnuts」(ダンキンドーナッツ) ですね。これは、実際にやってみたことはありませんが、ドーナッツとコーヒーの組合せには大賛成です。でも、なにもあえてドボンとつけなくてもいいのではないか…と思ってしまうのは私だけなのでしょうか。
もちろん、甘くないコンビもあります。例えば、グリルチーズとトマトスープ。グリルチーズというのは、チーズを挟んだパンをフライパンなどで焼いたものです。熱で中のチーズがとろ~りとなります。子供の頃の食べ物、というイメージが強いようですが、最近では、アレンジを加えたグリルチーズのフードトラックなどもあり、アメリカ人がこよなく愛する食べ物のひとつなのでしょう。そして、このグリルチーズのお友達が、トマトスープです。なんでかって?そういうものなのだそうです。とろけるチーズにトマトスープですから、普通に合いますが、なくてはならないもの、とも感じません。グリルチーズが出されたらトマトスープを探す、というのは、やはりアメリカの子供時代の食文化に根差すもの、なのでしょう。
変わりどころは、セロリとピーナッツバター。セロリのくぼみの部分にピーナッツバターが埋め込まれます。これは、子供にセロリを食べさせるためにアメリカのママさんたちが思いついた方法なのだとか。子供が集まるパーティーとかスポーツの試合とかでよくあるイメージです。野菜嫌いが勝つか、ピーナッツバター好きが勝つか、といった苦肉の策。実際のところ、勝率はどちらが高いのでしょうかね。
人気物のピーナッツバターには、リンゴというお友達もいます。普通に切ったリンゴにピーナッツバターをつけて食べます。これは、とにかくピーナツバターが好きなゆえに、リンゴにもつけてみたら結構イケた、といった流れなのではないでしょうか。興味がある方、ピーナッツバター好きの方は、是非一度、お試しください!
どれも、子供時代をアメリカで過ごしていないと、なかなかピンとこない食べ物の組合せですが、これもアメリカならではの食文化の一端と言えるのでしょう。では、日本にも同じような食べ物コンビがあるのだろうか、と考えたところ、先日書いた「ザ・アメリカの寿司!」を読んだ兄から送られてきたメッセージを思い出しました。「プリンに醤油をかければウニになるよ!」と。確かにやりました、子供の頃。ウニになる、ならないかは置いておいたとして、クレイジーさでは、日本に技あり!といったところでしょうかね。