【費用0円】小規模企業は作っておかなきゃ損！「Googleアカウント」
まちかどのお店や企業がマーケティング活動をするにあたって、「まず何をしたら良いですか？」という質問はよく受けます。
自社や顧客、競合の解像度を上げる作業はもちろんなのですが、具体的な行動として早い段階からできることとして私は「Googleアカウントを作りましょう」と話します。
Googleアカウントは何ができるのでしょうか。「基本的にできること」「ビジネスで役に立つこと」の2つについて解説します。
ここから話すことは、全て無料で可能です！ぜひ身につけましょう！
Googleアカウントとは
Googleアカウントとは、簡単に言えばGoogleの会員登録みたいなものです。
登録をすることでメール機能を始め、さまざまなサービスを無料で受けることができます。
よく「Googleアカウントは作ったことがない」と言われる方もいるのですが、スマートフォンを契約する際に作られている場合も多く、知らず知らずのうちにアカウントを持っているケースは少なくありません。
Googleアカウントで基本的にできること
検索ができる
Googleの最も大きなサービスとしては検索事業があります。
GoogleアプリやGoogleChromeアプリなどで検索ができます。Googleアカウントにログインした状態で検索をしていると、自分が日ごろ検索していることを元にGoogleが「こんな情報がありますよ」と提案してくれる機能もついています。
メールができる
検索の次に利用されているのは「Gmail(Gメール)」というメール機能です。
〇〇〇〇@gmail.comとついていたらコレはGoogleのメールだと思ってください。
メールはパソコンやスマートフォンなど色々なデバイスで使用することが多いですが、Gmailはメールアドレスとパスワードで利用ができますので、メール設定が通常のメールより遥かに簡単で使いやすいというメリットがあります。
以前は無料のメールサービスということで信用がないと言われていましたが、今ではユーザー数も多くなり、信頼性という点では向上しています。
また、ウイルスが仕込まれているファイルなどもある程度ブロックされていますので、セキュリティが心配な方にとってもありがたいメールサービスです。
オンライン会議ができる
コロナに端を発したリモートワークの機運を受けてZOOMなどのオンライン会議ツールが生まれましたが、Googleでもオンラインで会議ができる「Google Meet」が作られています。
多くの方がGoogleアカウントを持っているため、使用するためのハードルが低いというのも大きなメリットです。
データが保存できる
画像や仕事上のファイルなどを保管するときに、どこに保管しようという悩みはついて回ります。
Googleアカウントを持っていると、インターネット上の倉庫である「Googleドライブ」が使用可能です。
無料のアカウントでも30GBまでのデータを入れることが可能です。スマホの写真が普通に撮ると5MBほどになるので、ざっくり6,000枚ほどが入る計算です。
また、このドライブに入れておくと別のデバイスから引き出すことができるのも大きなメリットです。
私はお客様に見せる資料を家のパソコンからドライブに入れて、お客さんのところで自分のiPadを使ってドライブから資料を見せています。
このような離れ業ができるのもGoogleドライブの特徴です。
また、GoogleドライブのデータはGoogleが複数箇所に保存しているため、データがなくなる可能性はかなり低いです。（絶対ではありません）
ちなみに、月額300円前後の費用で100GBまで容量をUPできます。
動画投稿ができる
今や世界最大の動画プラットフォームとなっているYouTubeですが、こちらもGoogleアカウントを持っておけば自分の動画を投稿できます。
YouTuberになるつもりはないよ、という声も聞こえてきそうですが、自社のサービスや商品を紹介するためにシンプルな動画を撮影して投稿し、お客様に見せるというのは今や多くの企業が行なっています。
コレは私のYouTubeチャンネルです。登録者は全然いませんがこのようにして伝えたいことが動画で説明できます。
色々なWebサイトにログインできる
Googleアカウントは多くのユーザーに利用されていることから、色々な会員制のWebサイトで「ソーシャルログイン」という仕組みを導入されています。
一例ですが、この画像の下にある「SNSアカウントで登録」のGoogleアイコンをクリックすると、メールアドレスやパスワードを登録せずに会員登録が可能です。
Googleでログインできるようにしておくことで、パスワードの使い回しを抑え、パスワードの漏洩リスクを下げることもできます。
Googleアカウントでビジネスをレベルアップ
上記の機能だけでもビジネスに十分役立ちますが、それに加えて、以下のような機能も使用することでビジネスを成長させることができます。
アクセス数を調べられる
GoogleアカウントにはGoogleアナリティクスというアクセス解析機能があるので、Webサイトに設定ができている場合は自社のWebサイトに何人が見にきているのかなどのデータを見ることができます。
どのページが見られているのか、パソコンとスマートフォンのどちらから見ている人が多いのかなどを見ることができるので、自社の商品やサービスをそこから見直すことが可能です。
自社をGoogle上でアピールできる
居酒屋やラーメン屋などを検索すると、地図上にピンがついていて、検索画面から電話をかけることができることはご存知でしょうか？
Googleビジネスプロフィールという機能があり、それに登録をすると検索した人がWebサイトを見たり、電話をかけたり、営業時間を知ることができます。
店舗ビジネスをする方にとってはほぼ必須とも言える機能ですし、この機能を使用するためにはGoogleアカウントは必須となります。
Googleアカウントを作成するには
Googleアカウントを作成する方法は先ほど紹介している動画を見ていただけたらと思うのですが、作成するとなったら疑問に思うこともあると思うので、その点を解説します。
Googleアカウントは複数作成できるの？
自分でGoogleアカウントを持っている状態で「Googleアカウントを作りましょう」と言われても大丈夫なの？と思うのが自然かと思います。
結論を言うと、作成は問題ありません。現に私も5つGoogleアカウントを持っています。
ただし、無制限に作れるわけではないので、作る際には明確に用途を分けておいた方が良いと思います。
個人のGoogleアカウントはそのまま使っちゃだめ？
「スマホに自分のGoogleアカウントがあるからそれを使いたい」という話もあります。
ただ、私はそれは避けておいた方が良いと思います。
仕事用に使用するとプライベートとごっちゃになってしまうので思わぬ方に送ったりしてトラブルの元になるので、用途に応じて作成しておきましょう。
Googleアカウントのセキュリティは大丈夫？
Googleアカウントは便利ですが、乗っ取られてしまうとさまざまな情報が流出するリスクも存在します。
そう言った場合はGoogleアカウントの「2段階認証」を入れるとセキュリティは格段にアップします。
2段階認証を設定すると、スマホのメッセージに出てくる番号を入れないとログインができなくなります。
そのため、知らない第3者がログインパスワードを知ってしまったとしてもログインができません。
セキュリティが気になる方はぜひ設定してみてください。
小規模企業こそ、Googleアカウントをフル活用しよう！
機能盛りだくさんのGoogleアカウントですが、コレだけの機能が使用できて費用が0円です。
Googleは広告で収益を上げているため、コレだけの機能が無料が実現できています。
費用がかけれない小規模企業にとっては非常にありがたいツールです。
Googleアカウントを作って、ぜひビジネスに活用しましょう！