大事に不安を抱えているそこのあなたへ
「なんだかわからないけど将来不安なんです」って人、たくさんいる。
私もその1人だったし、そもそも性格が心配性なので多分一生何かに不安を感じてる。今も「家の鍵閉めてきたっけ、いや、家出る前に鍵を手に持ったから閉めたはず」なんて不安と電車の中で戦ってる。(ここは笑うところです)
まぁそんな軽い不安は置いといて。
将来が関わる不安って、考えてるとなんだか自分が真っ黒な渦に飲み込まれていきそうだ。周りになかなか打ち明けられないからこそ、自分だけがそんな不安に苛まれてるんだって気もしてくる。
だけど「不安な人っていっぱいいるから!自分を知れば不安ともうまく付き合っていけるから。そんな深刻に考えなくて大丈夫。」という話がしたい。
この話をするためには、ちょっぴり私の過去の情報が不可欠だ。だから最初は小学生の話から始まる。
でも1番読んで欲しいのは「大学生になったんだから」以降なので、1分で読み切りたいあなたは目次でそこまで飛んでくださいね(笑)
ちょっぴり過去の話を
私は3歳の頃からピアノを弾いている。年中でショパンのワルツ集を弾き、小学2年生のときには高学年も混じった大会で全国2位になった。
そんな”ちょっとできる小学生”の私がいたのはもちろん「小学校」という社会。
ほんとうは狭くてこの世に何万個も存在している社会だけど、私にはそこが全てでその世界さえあればいいと思っていた。
ピアノとか「親友」という役割とか、ちょっとでも自分ができるもの・なれそうなものは自分が1番じゃなきゃ嫌だった、小さな小さな小学校という社会だけど。
それだけ固執してれば、わりと1番にもなれた。
こんな感じで私の"僕はできる君"だと思い込む癖は形成されていったわけで、面倒なことにこれは中学2、3年まで続いていた気がする。
でもある日、そうやって上っていた階段、いや、ちょっぴり地面より高い不安定な積み木の山から転げ落ちた。
ある人の背中を、歩んでる道を垣間見た時、ギリギリ積み上がっていた積み木の一つがずれて全部バラバラになった。
今までのプライドがしょーもなくて役に立たなくて、なんなら自分の道すら塞いでいたことに気づかせてもらった。
何もないまま人生なのかもしれない
その日、私は転げ落ち方を覚え、今までの無駄なプライドを捨てて転げ落ちなきゃいけないと感じるようになった。
自らすごい人のSNSを見て自己肯定感を下げたりした。
自分は空っぽだと思うと、褒め言葉もうまく受け取れなくなった。
転げ落ちて萎えた自分は、次に繋がる自分だと思い込んだ。
これを続けた私がどうなっていったか。
「このままどうなってしまうんだろう。」
「誰にも求められない自分が出来上がっちゃうんじゃないか」
そんな不安に苛まれるようになった。
その不安を払拭しようと駆け回ったこともあった。でも駆け回ってる自分にさえ不安になった。
「人より秀でたものがないから、自分は何者にもなれない。このままどうなるんだろう。」
大学生になったんだから
私の「自分の将来に対する不安症」は高校時代からついこの間までずっと続いていた。
でもなんとなく「このまま不安です」と立ち止まっていてもどうしようもないことに薄々は気づいてきた。
だって、もう高校生じゃない。大人になる日は刻一刻と近づいているんだから。
「どうにかしなきゃ、どうにか!」
そうやって焦るようになった。
そんな時、自分が何でこんな不安なのか、そもそも”転げ落ちて不安になる”必要なんてあるのかということをゆっくり考えられた”場所”に出会えた。
そこに行く意思を伝えるのに2週間くらい迷ったが、何かに惹かれたなら自分を試してみようと突っ込んでみた。
初めは「こんな不安にならないように何か熱中できることを一つ見つけにいこう」と身構えていた。でも、ここで得られたものはそんなもんじゃない。結論から言えばこの考えすら払拭された。
今までの不安が全て言葉になった、自分の”強い”部分を知ってそこを伸ばそうと考えるようになった。
自分を少し知ったからこそ、ようやく階段を作れるようにもなった。ついでに1段だけ降りる方法も教えてもらった、転げ落ちるんじゃなくて1段だけ降りる方法を。
こんな風に少しずつ"不安”と付き合う方法を教えてもらっているうちに、色んなことが怖くなくなった。
そうしているといい歯車が回るようになって、今度はこの場所の外で色んなチャンスと巡り合えたりもした。
不安なあなたへ
そんな、これからの人生を"自分"で生きていくために必要なものをたくさんくれた場所、”Growth Labo”がまた8月からメンバーを一新して始まる。
大学1・2年生限定で、気軽だけどたくさんの刺激と仲間に出会える場所、Growth Labo。
同じように不安を抱いた仲間と語り合って自分と向き合える場所、Growth Labo。
・コロナで色んな予定がブチ壊れてさらに不安になった大学生
・漠然と「自分どうなるんだろう」という不安を抱いた大学生
・なかなか自分の不安を語れる場所がない大学生
こんな大学生はとりあえずここを訪れてみてほしいと思う。
「ちょっぴりこの夏があなたにとって大切なものになるから。」
Growth Laboへはこちらから
>>>Writer 川浦 侑華