顧問ライター契約までのロードマップ ～ストック型ビジネス戦略～

文章のプロとしてビジネスシーンでの「ちょっと困った」をサポートする、顧問ライター。顧問弁護士や顧問税理士のように顧問契約で関わる、文章のスペシャリストです。

そんな働き方がライターにはあるよーーという提案記事を書いたところ、想定外の反響があり驚きました。XのDMや問い合わせメールで「もっと知りたい」「詳しく教えてほしい」というお声をいただき、せっかくですから体系的にまとめてみたいなと思いました(*^-^*)

顧問には雇用と委託のかたちがありますが、わたしの場合は「委託」で引き受けています。ライティングに関する国家資格はありませんから、能力を保障する指標はありません。わたしと、顧問として関わらせていただいている方々との出会いは、取材相手としてでした。そこから仕事を通してのお付き合いが始まり、困ったときに頼りにしてもらえる存在になるために何ができるだろうかと考えて辿り着いたのが、顧問ライター契約でした。そのような、いちライターが手探りで作った顧問ライターというサービス内容でよければ、余すところなくお伝えできます。

フリーランスには経営者の視点が必要であるとよくいわれますよね。ライターもフリーランスの一つですから、ビジネス要素をうまく取り込むことで”事業”を上手くまわしていくことができます。

フリーランスで収入を得る方法は、ざっくりと２つの型に分けられます。

【フロー型】
狩猟型ともいわれます。働いた分がお金になる働き方です。ライターですと、取材をしたり記事を書いたり書籍の編集をしたり、そういう仕事ですね。自分のリソースが収入の限界ですので、どこかで頭打ちとなります。それに万一自分に何かあって動けないと、収入が途絶えてしまう怖さもあります。

【ストック型】
農耕型ともいわれます。自分が動かなくてもお金が入ってくる状態です。その状態を作るまでには、それなりに労力も時間もかかります。維持する手間もありますね。書籍の印税やブログ収入などがこれにあたります。noteの有料記事もこちら。

わたし個人の感覚では、「顧問ライター」という働き方はこの中間にあたると思っています。月額で顧問料が入ってきて、契約内容の範囲内で対応し、それを越えるものは単発の仕事として受注する。顧問料は不労所得ではありませんが、信頼関係が築けている相手から声がかかり単発の仕事が時折発生するというのはありがたいですよね。営業をかけるステップが必要ないという意味では、ストック型の良さ（＝種まき済）も含まれているなと思うのです。

日々のクライアントワークは充実しているけど、そろそろ次のステップを考えたい。法人化はイメージしていないが、自分らしい事業を作って安定化を図りたい。サブスク型のサービスを提供していきたい。そういうライターさんに役立てていただける構成になっています(*^-^*)

本題に入る前にどうしてもお伝えしたいことがあります。

↑ こちらの記事にも書いたことがあるように、わたしは都合よく切り取ったノウハウ記事が嫌いです。せっかくお金を出していただいても、それを実践して結果を出せる状態でない人にとっては宝の持ち腐れだから。それと同時に、便利すぎるノウハウに惑わされた結果、本質が見えにくくなってご本人が望むゴールにたどり着くのが難しくなるから。

だから、今回の顧問ライターについての記事内容は、ある程度の実務経験のある方にだけ実践してもらいたいと思います。ある程度というのは、「相談に乗ってください」と先方から言われるくらいの信用と実績があるレベルです。まだそこまでは……と自信のない方は、まずは目の前の原稿一つひとつに丁寧に取り組んでくださいね。一方で、今すぐってわけじゃないけど、ライターとしての将来的な道筋をイメージしてみたいという方にはぴったりかも！ モチベーションも上がるので、ぜひ読んでみてもらえたらと思います。

言いたくないけど言わないといけないことなので、あらかじめ言います。書かずに楽して稼ごうという、なんちゃってライターさんはご購入お断りです。ごめんなさい。

少し昔話をします。わたし自身は、長年無茶な働き方をしすぎて（フリーライター・編プロ経営・作文教室主宰という三足のわらじ…）数年前に体を壊しました。療養しながら仕事を続けている状態で、もうあまりパワフルな動きはできなくなったのですが、元気だったころに積み上げてきたものが今のわたしを支えてくれています。顧問ライターという働き方もそうですし、わたしの体調に合わせて月々の発注量や納期を増減してくれるクライアントさんとの関係性だったり、「今どうしてる？これ一緒にやらない？」と気にかけてくれる仕事仲間からの連絡だったり。思い入れのある既刊の印税もそうですね。フリーランスは誰にも管理されないけれど、自分が積み上げたものは自分を裏切らないし、これまでの自分がこれからの自分を守ってくれるのだと思います。

ということで、ご自身のライターとしての今後を考える中で、働き方にテコ入れしたいと思っている方のために、この記事を捧げます。ご購入された方は質問相談OKですので、コメント欄やDMなどにお気軽にお寄せくださいね！

【2024年一粒万倍日&天赦日一覧】最強開運日ランキング - cocoloni占い館 Sun

それからね、実はこの記事、2024年10月21日の一粒万倍日に書きました♡

何かを始めるのに最適な日といわれる一粒万倍日は、蒔いた種が大きく膨らんで富をもたらすそうです。この有料記事に投資した分が、読んでくださったあなたに大きな成果となって返ってきますように！