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文才って言葉あるけど、毎回センス全開なんて無理。

なにそのタイトル。本当はお知らせ記事です。お知らせ記事なのに後半エッセイになってしまいました。だからこのタイトルなんですね。

9/1メンバーシップ「おうちde作文教室!実践コミュニティ」始まります

こっちが原題。
仮タイトルとして下書きに入れていたときのもの。
うん、実にお知らせ記事っぽい。

※この記事めちゃ響くって何通もDMで感想いただいてます。ありがとうございます。たぶんタイトルのインパクトだと思う。とても嬉しかったのでお礼として、この記事の最下部に「タイトルのコピーライティング」について追記しました。気になる方は読んでね。

わたしがnoteでやりたかったことの1つ。
ようやくかたちにできました!

”おうち作文”をサポートするコミュニティです。作文だけでなく、どんなことでも習慣化って難しいですよね。特に「書く」ってちょっと億劫だったりするし。モチベーションをキープできる仕掛けをたくさんご用意してお待ちしています♡ 

メンバーシップを作るにあたって、いろんな方のメンバーシップを見に行ってみたのね。どんなふうにしたらいいのかなーって。なかでも、これいいなって思ったのが、料理研究家・本多理恵子さんの「見るだけ料理教室」です。

なにが素敵かって……もうね、このネーミングです✨

見るだけ、いいですよね、見るだけ。現地で参加するお料理教室は実際に手を動かして作るのに対して、オンラインだから動画を見る。わかるの、わかるけど、「見るだけ」ってなにか、「見るだけでお料理ができるようになりそう」じゃないですか。「今日の晩ごはんなんとかなりそう」っていう感じの安心感。冒頭の「毎日の料理に疲れている人を応援」の文字も目に沁みます。すべてはわたしが料理苦手だからなんですがね。

いいな―――この言葉、めっちゃ元気でる。

いやもう分かりすぎて。というか、本多さんのご本は手に取ったことあったのですが、noteされてるのは知らなかった。だから読みました一気に。

この記事もすっごく素敵なので。ぜひ読んでください。

料理は愛情といいますが、毎日毎回愛に溢れていられません
「料理は日常」
薄味の毎日こそ継続の秘訣です。

料理応援家として2023年もいっぱい料理をつくった件

はい最高。

これね、わたしは文章に対しても思うんですよ。文才って言葉がありますけど、毎回毎回センス全開でなんてやっていけません。「書くことは日常」なんです。ストレスフリーに続けられるような書くスキルが最強なんです。

うん。わたしもやってみよう。
わたしにできることを伝えていこう。

普段の暮らしに作文がある子育ってっていいなって思うんです。人はツールとして作文力を使う、時には作文力に助けられたりもする。ツールはツールだし、作文力は概念だし、でもね、親の手を離れた後に子どもが自立して人生を歩むとき、持たせてあげられる最強のスキルだと思う。個人的に。

そういう思いでわたしは作文の先生をやっています。

▲今日からおうちで取り組めるプログラムです

▲続けるモチベーションがほしいなら!習慣づくりのお手伝い♡

作文が得意な子が育つコミュニティ。子どもとの取り組みや、お役立ち情報の共有、質問やお悩み相談など、おうち作文教育が楽しく楽に続くための習慣化をお手伝い♡ 皆さんの「100日後に作文が得意な子になる声かけアドバイス」のやってみた報告も大歓迎♪「作文教室サードプレイス」講師陣も参加してます。

おうちde作文教室!実践コミュニティ

ただ、注意していただきたいことがあります。

メンバーシップは「初月無料」に設定しています。今日は8/31なので、もし入会されるなら明日以降が断然お得です。気をつけてくださいね。

いやマジで!
(わたしがメンバーシップに記事投稿するのも明日以降だから!)

/ サードプレイスの提供でお送りしました \

タイトルをコピーライティング的に解説

あとがき的なコーナーなのにこの存在感よ。

わたしはこの記事を下書きに入れていたとき、仮タイトルとして”9/1メンバーシップ「おうちde作文教室!実践コミュニティ」始まります”と書いていました。

内容をそのまま短くした要点だけのタイトルです。これはこれでいいんです、分かりやすくて。

でも、記事を書き進めていくなかで、本多さんのこの言葉↓に撃ち抜かれたわたしは、オマージュとしてこれをタイトルに使いたいと思いました。

料理は愛情といいますが、毎日毎回愛に溢れていられません

なんというパワーワード。
すごすぎます。大好きです。

ではここから、わたしがどういうふうにタイトル化していったかを追っていきます。まずは、共感の気持ちを全力でぶち込みながら、料理を文章にざっくり書き替えます。

文章力は才能かもしれなくて憧れるけど、毎日毎回頑張れるわけないじゃん

長いわ。
しかも話し言葉だし。
短くしよう。

「文章力」と「才能」が被ってますね。
これは「文才」に置きかえられます。
話し言葉も消しておきましょう。

文才には憧れるけど、毎日毎回頑張れるわけない

うーん、後半の漢字の連続が重い。
というか、文才ある人って悩むか…???
悩まないから天才なんじゃないの?
いや、悩むわたしには文才ないってことですな。
天賦の才能。
天性のセンス。

あ、「センス」ね、センスいいわ、センス出したいもん。
ちょうどカタカナほしいって思ってたとこ。
まあ簡単にセンス出せないから苦労してんですけどねこっちは!!!
なにキレてんだよ、早くタイトル決めようぜ。
はーーー。(ため息つくな)

文才には憧れるけど、毎日毎回センス出せるわけない

ですな。出ねーよ毎日毎回なんて。
あーー毎日投稿とか頑張ってる人もいるね、えらいよね。
わたしはバラバラだから、毎回くらいにしておくか。
わたしだっていつも全力で頑張ってnote書いてんだけどさ。
って、あ、「全力」使おう。
ていうか、センスなら「全開」か。
これスッと入ってきたわ。

文才には憧れるけど、毎回センス全開なんてできない

できないていうか、無理無理。
「できない」て泣き言みたいじゃん。
まあだいたいいつも泣き言ですけど。
もう言い切っちゃおうぜ。
わたしもできないことはみんなもできない!
せーーーのっ「無理!」

文才には憧れるけど、毎回センス全開なんて無理。

いいね、最後に「。」ついてるところ。
わたしがハロオタだからモー娘。っぽくて好きってだけじゃなくて。
タイトルだろうがなんだろうが、コピー的にね。
途中に「、」があるなら「。」もつけたい。
どっちか片方とかなんか収まり悪いしね。

あーー、こうなってくると、「憧れる」が浮く。
誰だよ憧れてるのは。
わたしだよ!
でもこれnoteに投稿するのに「わたし」っていらなくない?
後半で自分的泣き言爆発させてんのに。
主語まで自分とか、どんだけ痛すぎるって話しよ。

文才って言葉あるけど、毎回センス全開なんて無理。

はい、唐突に突き放しましたね。
あるけどしらんわ、ってやつですね。
かっこつけて言うと「一般化」かな。
前半の「一般的には」と後半の「自分的には」の対比が好き。
それをつなぐ「けど」もいかされてきたんじゃない?
よしよし、タイトルこれでいこう。

……というかたちで着地しました。
わたしの脳内ひとり会議(セルフツッコミ)ものすごくうるさいでしょう。
こんなことやってるんですよ。いつも。
コピーライターって。
(いやわたしだけかもしれん)

ではここからは、noteユーザー的な解説をします。

文才って言葉あるけど、毎回センス全開なんて無理。

文才って言葉あるけど
 →前振りに見せつつ仕掛けていくワード。
  文章を上手く書けるようになりたいのはある意味noterの総意
  ここで「誰に向けて」言ってるかが分かります。
  noteを書く自分の文章力に自信が持てない人達です。

毎回
 →このコピーだけだと浮くんです。「毎回って。
  でもこれは、note記事のタイトルだから意味が生まれるワードです。
  投稿するたび思い悩む自分が脳裏に浮かびます。(無意識に)

センス全開
 →自分なりに頑張ってるんだよ!
  センスあるって信じたいの!
  だって書くこと好きだし、何者かになりたいし!
  その願望に寄り添うワード。

全開なんて無理。
 →ですよねー、自分も無理。
  ほんとは疲れちゃってるとこもあって。
  どうにかできるヒントでもあるなら、この記事読んでみるか……。

という流れです!

まさかnoteでコピーライティング解説する日が来ると思わなかったわ。こんな話し言葉の解説でお役に立てるか分かりませんが、楽しんでいただけたら幸いです。

ちなみにメンバーシップ「おうちde作文教室!実践コミュニティ」にコピーライティングのプログラムはありません。

#なんのはなしですか

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まちか先生|作文講師・ライター
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