見出し画像

Field Note (実施レポート)①

「まちの色採集・クレヨン作りワークショップ」の実施レポートです。

今回は、NPO法人青春基地さんにお誘いいただき、都立高校の授業の一環として本ワークショップを体験していただきました。


大まかなスケジュール

今回は授業時間が100分と短いため、一回の授業で「1. 色作り練習」「2. カラーハンティング」(「3. まちいろ紹介」)まで。二回目の授業で(「3. まちいろ紹介」)「4. クレヨン作り」「5. お土産作り」の形になっています。
今回のレポートは一回目の授業から。

一回目授業:「私とまちの色採集」

  • 授業開始

  • 10min イントロダクション

  • 15min 「1. 色作り練習」@教室内

  • 55min 「2. カラーハンティング」@学校・駅周辺

  • 15min 「自分の色作り」(original!)@教室内

  • 15min 「3. まちいろ紹介」(一旦ワークシートに記入し、次回の授業で改めて共有)

  • 授業終了


オリジナルな工夫

今回は「2. カラーハンティング」の際に外の場所を指定せず、生徒2人につきスタッフがついて自由行動にしました。そのため、カラーハンティングのボードや道具に様々な工夫が見られました。

①カラーハンティングの道具

左が外に持っていく用のボード。
右は室内での色練習用パレット。

今回使う紙皿は、スタッフ達が「家に沢山余っていて消費したくて、、!」と持ってきた大皿のもの。外に出る時間も長いためパレットの範囲を優先すべく、ワークシート面積を省き、紙皿をマスキングテープで直接ボードに貼り付けました。
ワークシートは帰ってきてから記入するという形になりました。

片付ける前に並べて置いたら、パレットからも個性が出てるよねとスタッフからも好評でした。

また、今回のカラーハンティングでは一箇所に固まらないため、筆を洗う用の水はペットボトルに入れスタッフが持ち歩きます。今までは1人が水を入れたバケツを持っていき、スタッフがその水を入れたプラスチックカップを持ってうろうろしていたのですが、蓋もあるし、この方が効率的です!!大きさは小さいペットボトルで十分でした。(ただし、間違えて飲まないように注意!)

ペットボトルの水で筆を洗っている様子(写真提供:NPO法人青春基地)


②オリジナルワークシート

ワークシートは、カラーハンティングに持っていって記入するのではなく、最後に全てのカラーチップを貼り付けて授業後に提出する仕様に。そのため、私たちが公開している方ワークシートを元に、青春基地さんがオリジナルのものを作成しておりました。
外では一人1,2色の採集だったため、「この色なんだったっけ?」とはならずにみんな覚えていたまま記入することができました。また、授業後に一枚一枚眺めてみると一人一人個性豊かなパレットのような一枚になりました。

一人一人のカラーが表れるワークシート(写真提供:NPO法人青春基地)
一人一人のカラーが表れるワークシート(写真提供:NPO法人青春基地)


二回目のクレヨン作りの様子はまた今度。

改めて、NPO法人青春基地さん、
企画していただきありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!