この子ほど独特の感性はなかったなと思う「円卓」西加奈子著を読んで
姉に三つ子をもつ、小学三年生の主人公のコッコ。
両親、祖父、祖母、父、母、四人の子供という大家族で過ごすコッコ。
同級生にも、唯一無二の友達とも言えるだろうぽっさん。
他にも憧れを持つ香田めぐみ、ロシアとハーフの横山セルゲイ、鼻糞鳥居、ノートをちぎる幹成海、など個性的なキャラが集う。
今は忘れてしまっているけれど、多分自分が小学生の時も、いたんだと思う。
そんなコッコの日常の周りに大なり小なりの出来事が起きる。
コッコは考え、少しずつ成長していく。
成長していくのは、勿論コッコだけではない。
主人公が小学生という事もあり、小学生でも高学年ならお勧め出来ると思う。
100冊チャレンジ
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