6年間、我が子に会っていない彼女。世界を取り巻く社会問題に対して、私は何ができるのだろう。
6年間、家族にも我が子に会っていない
私がデザインしている
ヨガウェアブランド
full moon。
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昨日は
ヨガウェアの一部できあがったと連絡があり
縫製工場へ取りに伺いました。
いつもと変わらない
縫製工場の風景。
トップスの修正をしていただいている間
ゆっくりと工場の方とお話する時間があり
慣れた手つきで修正してくれている
その彼女のことを聞いて
私は言葉を失いました。
カンボジアから来ている彼女。
私と同じくらいの歳の彼女は
子供を出産してから
家族と子供を置いて
日本に来た。
6年間、国へ帰っていない。
子供はもう学校に
行っている歳だという。
うちの次男(小二)と
同じくらいの歳だろうか。
どういうことだろうか。
帰りの車で
涙が止まりませんでした。
アパレルの世界の裏にあった社会問題
記事にもしましたが
華やかなアパレルの世界の裏には
多くの社会問題がありました。
知らなければ
お得な洋服をたくさん買って
クローゼットを満たすことが
喜びだったでしょう。
知ったからには
支援だけではなく
取り組みたいと思う課題もあります。
しかしながら
世界を取り巻く社会問題に対して
私は何ができるのだろう。
模索します。
今は
何も思い浮かびません。
でも
このブランドを大きくする中で
国内・国外に対しても
社会事業を行う団体にしていきたいと
強く思います。
私に今できること
今、私たちができること。
それは私たちが
恵まれた環境にいることに感謝すること。
私たちは恵まれた環境に生きている。
壮大な豊かさを受け取っている。
「仕事も、家事も、子育ても。
忙しくてイライラする。」
満たされすぎた不満に
気付く必要があるのかもしれません。
彼女だって
子供のために
美味しい料理をつくってあげたり
子育てだってしたいと思います。
家族がいながら
働けていること。
朝起きれば
家族がいること。
スマホで
家族といつでもつながれること。
私たちは恵まれている。
だから
当たり前の毎日に
もっと感謝したい。
美シルエットヨガウェア/医療ヨガウェア
〜full moon〜
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彼女が丁寧に縫製してくれたトップスが
再入荷しました。
何より
優しい工場長さんに守られながら
彼女がとても幸せそうに
縫製してくださっていることに救われますし
伺う度に
いつも幸せな気持ちを下さり
感謝しています