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御嵩町をゆく

いつか歩こう歩こうと思っていた御嵩町。なかなか足が向かなかったのだが、ふと思い立ち、ついに時機が来たようだ。
駅前からスタート。
御嵩町って意外と横長
そうだここは御嵩宿があったのだ。
中山道沿いによくある看板に出合う。
願興寺の門前町として栄え、
1602年に宿場町として整備されたそう。
ほお〜
こちらが願興寺。
本堂は2017年から2026年まで
修理工事中だそう。
約1200年前に最澄によって創建。本堂は国指定重要文化財。
全く知らんかったけど由緒あるお寺があるんやな
中山道みたけ館は月曜日なので閉館。
ぐぬぬ、見たかったがしゃあないな!
旅籠屋を改装したカフェ「かしわ屋」にて昼ご飯。
ママ友、マダムたちの社交場となっていたところに、一人相席という状況。笑
でも確かにその層に人気になるなー
という雰囲気とご飯。
その近くに家並み図。
旅籠屋めっちゃあったぽい
左手前が本陣
上のマップの赤い「現在地」の位置から
先にすすむと若干、商店街
月曜日日中だからか人の気配が全くない。
特に気になる路地的なものもなかったので(あと雨が降ってきそうだったし)
あっさり行って戻ってで終了。
その後、少し車移動して
長春堂という和菓子屋へ。
東濃銘菓とうたわれている、
「栗すだれ」を買う。
予想外に1本が大きかった、

栗きんとんが中に入っていておもちで包まれている。
秋を感じるおいしい和菓子でした。


そのあとは自然を見ようとみたけの森へ。
なかなかに地図が古い。
いつ整備されたんやろ。
写真の右下らへんから右上まで歩いて、湿地を目指す。
山の中を歩くのに妙な怖さを感じながら
林道ウォーキング。25分。

人一人もいないし車も通らないし
なんか手付かず感がすごくて
不安になってくる
シカとかがでた時のシミュレーションを頭の中で巡らせる
1組の老夫婦しか見なかった道中。
20分ほど経ったら
やっと道の様相が変わりはじめた。
地面が粘土質っぽくて(知らんけど)
滑りやすい。
雨上がりやったんかもしれん
シダが垂れ下がっておる
水気のある場所になってきた
看板が現れた。
だいぶ古そうな文字
やっとこさ高原湿地という場所へ到着。
人生で初めて「湿地」というものを目にする。おおこれが湿地か。。。
風景の色味が薄いなーという感想しか浮かばなくて、
そんな自分はつまらなすぎる人間だななどと内省、、、
じゃあ何しに来たんだよと言われたら、森でもなく川でもない、自分の知らない自然を見に来たくて来た。
湿地の機能的な部分を知れば興味持つ可能性が高いなおそらく。。
水の循環がすごいらしいじゃん、
というぐらいの知識
次湿地行く時は楽しむ視点を得ていたい
帰りは山の中の道をくだる。
この道、人が全然通っていないのか、
地面は、
落ち葉でふっかふかの極みで凄かった。
雨上がりで石もつるつる、
地面も滑る系で野生のリスもいて
手付かずの自然というものを
垣間見たきがした。
面白さと怖さの両方が襲ってきた。
という自然を浴びたあと
近くに展望できる場所があったので向かう。
御嵩城があったとされる場所。
御嵩城というのがあったということを初めて知る。
手前は住宅街。奥はさっき歩いた御嵩の町の方。
最後に愚溪禅寺というお寺へ。
御嵩町パンフレットに書いてあったので行かねばと思った。
この石庭は京都龍安寺の石庭
の原型と言われているらしい。
石庭も建物も立派すぎて驚いた。
しばし眺めていた。


そんなこんなで御嵩町探訪終了。
曇り空(やや小雨)ということと、カメラを忘れてきたということ、1人で淡々と歩いたことが相まって、
なんかちょっと色々物足りなさを感じた。

までも
これまでの私にとっての御嵩町のイメージは、完全に「ラスパ御嵩」(ショッピングモール)があることしかなかったので、そのイメージを覆すことが出来たのはよかった。ちゃんと歴史があって自然があっておいしいものがあるということがわかった。

とりあえず
また今度御嵩町歩くときがあれば
晴れた日にカメラ持って行こう。

てな感じで以上!