<File.27> お金のこと詳しそうで頼りになる...でも私より小さい涙
外資金融、20代後半
(バ◯ェラーデート・ノーマル)
まじでこのアプリ、外資金融が多い。
そんなに稼いでたら女の子寄ってくるでしょうに。
ま、忙しすぎて他のアプリでメッセージしてる暇はないんだろうな。
遊び目的か??
と思い始めてたところ。
彼は、真面目で経済や株のことが大好きで今の仕事している感じが好印象だった。
それでもぶっ飛んでいるところはぶっ飛んでいて、
大学時代に仮想通貨で一発当てて使いきれないほどのお金になったので
アジアを放浪してたとか。
私はお金を使う才能の方があるタイプだから
「そのお金、私に使わせて」
と言いそうになった。言わなかった。
この資本主義社会。
綺麗事抜きにすれば、
お金があるだけで、多くの問題が解決される。
耳元で私の第三(くらい?)人格が囁く。
<お金のこと詳しそうで頼りになる...>
そこで第一人格。
<でも私より小さい涙>
「ヒールを履いても自分より大きい男の隣を歩きたい」
っていうのが私の中で結構大きいんだなと、
ここで自覚。