推しでつながった不思議な出会い
アクセスいただきましてありがとうございます。まっちーこと、町田 侑芽(まちだ ゆうめ)です😊
推しには不思議な出会いの力があります。「私は〜が好き」「〜しているとすごく楽しい」こう言っていると自然と好きな人たちが集まってきてくれるのです。
私がこの力を実感したのは、かれこれ10年ぐらい前の大学に入学したころでした。
当時の私は宝塚歌劇の大ファン、通称ヅカオタで、ご贔屓の紅ゆずる様を追っかけていました。中学〜高校と部活動でやっていたダンスを活かして、よく自分の部屋で宝塚の動画を観ながら、人知れず宝塚のダンスのマネをしていたのでした。
いわゆる「大学デビュー」というものに憧れていた私は、思い切っておしゃれな服を買って、今までほとんどしたことのないメイクをして、たまたま隣の席に座った子に声を掛けてみたり、とにかくいろいろ頑張ってみました!!
ですがだいたい一度会ってそれっきりになってしまう子ばかりで、LINEを交換してみても、当時の私にはなかなか連絡してみる勇気は出ません💦
大学に入学して4日目の朝、一人ぼっちで下を向きながら、サークルの勧誘が行き交う広くて賑やかな大学のキャンパスをとぼとぼ歩いていたのでした。
そんな私にたまたま優しそうな男性の先輩2人組が声を掛けてきました。
「ねえキミ!ミュージカルサークルなんてどう😄」
大学でミュージカルサークルなんてあるの!?というシンプルな驚きと、友達がいなくて寂しかったのもあって、初めて会った先輩に気付いたら自分のことをいろいろ話していました。
「えっ!ミュージカルサークルなんてあるんですか👀」
「私ミュージカル好きです!」
「実は宝塚の大ファンなんです💖」
「ご贔屓は星組の紅ゆずる様って方で...」
「中学〜高校は部活でダンスやってました!」
「あまり誰かに言ったことないんですけど、よく家で宝塚のダンスのマネしてます(笑)」
あれこれと宝塚の話をし続ける私の前に、ひょいっとまたまた優しそうな女性の先輩が現れました。
「宝塚好きなの?」
「私も好きだよ😄」
ご贔屓は誰で、初めて観た公演はこれで、好きな作品はこれで、、
先輩の「私も好きだよ😄」というわずか一瞬で心を掴まれた当時の私は、大学入学以来ずっと心に秘めていた宝塚への愛を、同じくヅカオタの先輩にひたすら語っていたのでした(笑)
そんなマシンガントークがひと段落したころ、先輩が私に向かってこう言いました。
「そういえばキミ、ダンスやってたんだって?」
「ちょうどダンスできる子探してたのよ〜」
「今ちょうど稽古場で体験レッスンやってるんだけど、よかったら来る?😊」
私はダンスはやったことありましたが、歌や演技は未経験で、正直全くできる自信がありませんでした。
ですが「大好きな宝塚みたいなミュージカルができるなら」って思った私は、思い切って体験レッスンに参加してみることにしました❣️
こうして私はこのミュージカルサークルに入部することを決意しました。宝塚が好きな先輩と再会することもできて、先輩の他にもサークルの仲間とよく宝塚の話をしたり一緒に観劇したりしました。当時の友人とは今もたまに連絡を取り合っています。あの時に先輩と出会えて「ミュージカルが好き」って打ち明けられて本当に良かったです😊
皆さんにも「推し」はありますか。好きなアイドルやアニメキャラクターだけでなく、スポーツ選手や俳優、時間も忘れて打ち込めるような趣味の活動など「自分が夢中になれるほど好きなこと」...
もし自分の推しについて打ち明けられたことがない方がいらっしゃいましたら、思い切って打ち明けてみると新しい世界が広がるかもしれません。
お読みいただきましてありがとうございました😊
2024.7.28 一部の内容・デザインを更新しました。