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推し活のスペシャリストになった理由

はじめまして!アクセスいただきありがとうございます。まっちーこと、町田 侑芽(まちだ ゆうめ)です。

私はNTTドコモで会社員として働きながら、「推し活のスペシャリスト」として、推し活文化の素晴らしさを広めるためにライター活動をしています。推し活歴は10年以上で、ハリー・ポッターや宝塚歌劇、NiziUなど、さまざまな対象を推してきました。現在、最も推しているのはSnow Manです!

ある日、私は「推し活のスペシャリストになる」と決意しました。今回の記事では、なぜその道を選んだのかご紹介します。



きっかけはドコモアカデミーにて

私が推し活のスペシャリストを目指すきっかけとなったのは、社内研修の「ドコモアカデミー」に参加したことでした。

ドコモアカデミーとは、当グループの活性化を目的とした研修プログラムで、社内外で活躍する「変革人材」を育成すること目指しています。新規事業の立案を課題として与えられたものの、当時の私は自分が何をやりたいのか具体的にわかっていませんでした。

そんなとき、メンターの方が声をかけてくださり、1on1をすることになりました。私は「自分は新規事業で何をやりたいのか、正直よくわからない」と率直に打ち明けたところ、とても親身に話を聞いていただきました。

「うんうん、町田さんの好きなことってなに?」

「えっ!推しですかね!」

そこから、私はどれほど推しが好きかを熱弁しました。話し終わると、メンターの方は嬉しそうにこう言いました。

「推しについて話しているまっちー、めっちゃいいね!」

この一言から、推しについて話しているときの「自分らしさ」に気づけました。「私の人生のテーマは推し活だ」と心に決めたのは、このときのことです。


過去の記憶

突然ですが、皆さんは推しに救われた経験がありますか?

私は推しのSnow Manに出会ったことで、人生のどん底から抜け出すことができました。

社会人になりたてのころ、私は仕事や将来に対する漠然とした不安を抱えていました。新しい環境に慣れず、ミスをするたびに叱責され、心が追い詰められていきました。

さらにSNSで同世代の友人たちが楽しそうに過ごす様子を見ると、自分との差に焦りを感じ、自己否定感が強くなりました。

「(私なんかで)申し訳ございません」

「(生きていて)申し訳ございません」

そんな日々の中、私はパニック障害と診断されました。「こんな自分に未来はあるのだろうか」と絶望していたとき、Snow Manに出会いました。


推し活という平和な世界

ある日、何気なくYouTubeを見ていたところ、偶然こちらのSnow Manの動画が表示されました。

(引用:YouTube「Snow Man 【超大作】人狼ゲームでガチバトル…あなたは人狼を見破れるか!?」)

彼らが楽しそうに人狼ゲームで遊び、ひっくり返るくらい笑い転げている姿を見て、その平和な世界に強く惹かれました。次第に「この人たちをもっと知りたい」と思うようになり、彼らが出演する音楽やバラエティ、SNSを日々の生活の息抜きに楽しむようになりました。

それ以来、私の生活にも変化が訪れました。

「あしたはSnow Manの番組がある」

「Snow Manが頑張っているから、私も頑張ろう」

推しが頑張っている姿を見て、私も前向きに生きようと思えるようになりました。家族や職場ともちゃんと向き合えるようになり、無事職場復帰を果たしました。推しが直接何かをしてくれたわけではありませんが、その存在が私のモチベーションとなり、心の支えとなったのです。


推し活のスペシャリストへの道

当時を振り返りながら、ドコモアカデミーの学長の沼田さんに事業アイデアをプレゼンした際、沼田さんはこう言いました。

「あなたはすごく真剣に事業を考えているから、本気でアドバイスをします」

沼田さんは、一部のオタクのニッチな市場だった推し活が、若者世代を中心に広まり、日常生活に溶け込むほどの大きな市場になっていると指摘しました。しかし、そのような推し活の実情を知っている人はまだ少ないのが現状です。

そこで沼田さんから思わぬ一言がありました。

「推し活のスペシャリストになりなさい」

「NTTグループで一番推し活に詳しい人になれば、誰もがあなたの話に耳を傾けてくれる」

これが私が推し活のスペシャリストになった理由です。

ドコモアカデミーで提案した事業アイデアは、セミファイナリストに選ばれました。さらに、地方自治体の公募に応募し、新規事業創出プロジェクトにもエントリー。自身のスキルアップを目的にキャリアスクールも受講しています。今年は本業を続けながら、ドコモアカデミーのサポーターとして参加する予定です。

数々のトライアンドエラーを経て、「推し活文化の素晴らしさを広めたい」という思いが芽生え、noteを中心としたライター活動を行っています。


「推し活で人生にwell-beingを!」

これが、私が人生をかけて取り組みたいテーマです。

推し活という文化は、現代社会に適したwell-beingの一つのあり方だと思っています。この記事を読んで、「私も同じような経験がある」「推し活についてもっと知りたい」と感じていただけたら、とても嬉しいです。今後もこちらのnoteを通じて、さまざまな推し活事情を発信していきます。インタビュー企画なども計画しておりますので、詳細が決まり次第お知らせしますね。

お読みいただきありがとうございました。


2024.08.21 過去に投稿した「自己紹介」の記事より、一部の内容を更新しました。

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