アピアランスケア ~がん相談支援センターでの体験記録
先日、ANSEM主催「アピアランスケア」についてのセミナーを受けたばかりの こまち です。
今後、アピアランスケアの注目度も増えてくるのだろうな、と思う反面、実際のサロンワークとのバランスも考えると、どう介入していけるのかな…という課題もあり。
まだ見通しが立てていないままの脳内ですが、がんセンターへ入院していた頃に、院内で立ちよった「がん相談支援センター」でのお話を思いだしながら、書きのこしておこうと思います。
■アピアランスケアとは?
appearance …「外見」
care…「心遣い、配慮、世話をすること」
がん患者が治療を受ける中であらわれる外見の変化。髪が抜けたり、爪の色の変色などがみられるといわれます。
アピアランスケアは、それらに対してウィッグを付けたり、マニキュアで色を塗るなどして、外見の変化からくる心理的負担を和らげたりします。
■支援センターでのアピアランスネイルケア
私自身は、抗がん剤を使わない治療内容だったので、あくまで、いちネイリストが「今後何かできないか」という施術する立場で、「がん相談支援センター」にてヒアリングした情報となります。
▶流れ
説明を含む20~30分ほどの予約枠。
必要に応じ、エメリーボードで長さを整えるが、ルースキューティクルのケアはなし。
爪の変色をカバーしたい方が多いので、カラー選びのポイントを説明。
気分転換を目的とした方もいるので、そういった点も確認。
スタッフの方が「上手く塗れないから、プロの人だったらもっとキレイに仕上げてあげられるんだろうに。」と話されていました。
▶使用していた商材
ポリッシュ(マニキュア)
保湿剤
指の保護アイテム
詳しい商材名をご紹介していきますね。
⒈ ポリッシュ
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