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まちかどデジ活 世田谷まちづくりファンド発表会参加しました

公益信託世田谷まちづくりファンド
第29回・30回最終活動発表会に参加してきました~。

まちかどデジ活は 2021年にはこちらのファンドの「はじめの一歩」部門(第29回)に助成していただいていたからお声がけいただきました。昨年の今頃は まだコロナだったので発表会が行えず、2年分まとめての実施となったわけです。

まちかどデジ活は コロナをきっかけとして始めたため、ファンドの主催の方にも、審査員の方にも、そして、このファンドの助成を4年受けて成果をあげた先輩団体さんたちとリアルに会えて・・とても刺激になりました。感謝をこめて・・& 諸先輩団体の方々へのリスペクトをこめて投稿します。

1.世田谷まちづくりファンドって何?


一般社団法人 世田谷トラストまちづくり が 1992年に設立したもの。公益信託制度を活用していて、ファンドの運用は 三井住友信託銀行が、設立趣旨に基づいて 「まちづくり」という公益的な目的のために行っています。
https://www.setagayatm.or.jp/trust/fund/application.html

信託制度は 私のつたない理解では・・イギリス湖水地方の自然を守るためにビアトリクスポターが始めた制度なんじゃなかったっけな。
世田谷区が行政として年間予算の中から出すのではなく 公益信託制度にしてを利用して、公益に寄与しそうな団体(社会課題を解決したり、みんなの笑顔を増やすことに貢献したりできそうな団体)を 審査してファンドし、助言して育てていく(これがファンドの価値の増加につながるから)というものである、と理解しています。

私は仙台市でもNPO法人活動をしていていろいろ知っているので、世田谷区の制度がすごく良い、一番だ、みたいなことはちょっと言いたくないのですが(仙台市も 助成金多数あり、「サポセン」と言われるNPO活動サポートセンターという場があり、とても良かった) 広くて人口も多い世田谷区で、行政の手が行き届かないところまで 困りごとを解決し、笑顔を増やすためには 区民の力が必要で、そのためにはとても良い制度だな、と思っています。このファンド自体は2025年で終わりになるらしいのですが、一般社団法人世田谷トラストまちづくりは継続してあるわけですから、まちづくり団体を育てる制度は何かリニューアルしてきてくださるのだろう、と思っています。

まちかどデジ活がお世話になったのははたった1年だけでしたが、区内の団体の相互のつながりを増やして自走させる、ということも目指してるんだ、と理解しましたので、今後も「まちかどデジ活も 世田谷トラストまちづくりファンドの卒業生です!」と名乗って いろいろつながっちゃおーと考えています。諸先輩団体さん・世田谷トラストまちづくりの皆様 引き続きどうぞよろしくお願いします。

2.どんな団体があるの?(第29回・第30回発表団体さんをご紹介)

以下発表順にご紹介します。(写真を撮りそびれてしまった団体さんもあり全部ではないです。すみません。)
団体名・発表模造紙・私の感想・の順です。

まちかどデジ活(第29回はじめの一歩部門)

まちかどデジ活

まちかどデジ活のNは もともと字が下手で・・お粗末模造紙で申し訳ございません。しゃべりで想いを伝えることには成功したようで 審査員の方々からは 暖かくかつ育てる目線でよくわかったコメントをいただけました。ありがとうございました。

しぜんのまち (第30回はじめの一歩部門)

しぜんのまち


子育て中なのに自分の子のことだけでなく地域の子どもたちのために、と動き始められるだけでも素晴らしいこと思って応援しています。

F-Light(第30回U23部門)

F-Light

高校生が英語絵本の読み聞かせで子どもたちの英語学習に貢献している!高校生が!こんな素晴らしい成果をあげるとは!とびっくり。審査員も成果が出たコアを知りたいような突っ込み質問を多数されていました。おひとり大変しっかりしていて帰国子女?と思うような方がいたので、その方の牽引力かな?と思いながら聞いていましたが、大学進学を機にこの団体の活動は退いて、高校の後輩たちにまかせる、、とのこと。この活動が続くかどうかは高校の先生にかかっている?? 何にせよ、高校生も大学生も多忙と思いますので、誰か個人に負担がかかりすぎないで団体としてのビジョンが継続できる仕組みで支援してほしいな、と思いました。(英語の本を高校生に読んでほしいーと思う方々はお尋ねしたらよいと思いました!)

にこたま和友会(第27回はじめの一歩部門 第30回)

にこたま和友会

和装やお茶会の普及をされている方。代表Nが祖母の残した着物と格闘中であることもあり、こちらの団体を知れてとても良かったです。WEBなどはないようですし、団体メンバーも介護だなんだで継続が難しいそうですが、野立のお茶会、初めての方にも教えてくれる・・ということでしたので・・ああ・・ぜひ行ってみたいと思いました。団体継続頑張ってください!!

世田谷実践室(第29回・第30回)

世田谷実践室

世田谷区下高井戸の商店街を活性化するためにいろいろ「実践」されている団体。世田谷区が広すぎて 私はなかなか下高井戸商店街が日常生活範囲で訪れられないのですが、代表者さんの発表にはものすごく共感するところが多数。特に団体継続のためにWEBを立ち上げようとして外注すれども個人事業主同志ゆえに成果物の品質の折り合いが云々。。の話が・・ありそうすぎて心に染み入りました。ご経験談に感謝。


ダナダナ(第29回・第30回)

ダナダナ
喫茶店の店主さんが地域を盛り上げるためにいろいろ頑張っておられるのだと理解しました。ぜひ訪れたい喫茶店としてしっかり脳内に刻みました。


IBASHO(第27回はじめの一歩部門・第28回・第29回・第30回)

IBASHO

学童保育がなくなる小4の壁をきっかけに、世田谷区弦巻小学校で生まれた保護者たちのゆるやかなネットワークで、子どもたちのすこやかな自立を目指して活動されているとのこと。話を聴いてもう・・感動しちゃいました。
私も同じ課題感に悩まされてましたし、今、会社の後輩たちも同じ壁にぶちあたっています。(学童保育がないからしかたなく塾や習い事ばかりにしてしまう)仕事を持っていても、「価値ある有休を使って」この団体をやっているということ。いやはや、見習いたい素晴らしい活動です。

おでかけサポーターズ(第27回・第28回・第29回・第30回)

おでかけサポーターズ

世田谷区のような都心部でも交通弱者(出かけたいのに出かけられない・・)はいるわけで・・その方々のためのサービスを立ち上げられた団体さんです。サービス化するためには様々な苦労や審査員たちの4年にわたるご助言があったようだ・と感じました。交通弱者問題は全国で深刻になっていますし、世田谷区も高齢者が増えています。ご活動が継続されるよう願っています。

ピンクシャツデーNIPPON(第27回・第28回・第29回・第30回)

ピンクシャツデーNIPPO
米国で始まったいじめ反対運動ピンクシャツデー。私はこの団体さんの活動のおかげで、「ずっと前からコレ、知ってます!」って思ってました。団体代表さん、4年の助成で今回ファンド終了なのに感極ままったからか、ご自身のご経歴や想いを熱く語られていて、ジーンときました。この想いは聴講者の私に完全に伝わり、ずっと心に残っています。団体の活動もずっと継続しますように。

写真がとれずご紹介できていない団体さんがあってごめんなさい。。

まちかどデジ活 世田谷トラストまちづくりで育った諸先輩団体さんたちを心よりリスペクトし、後につづくべく、頑張って活動します。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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